長~い耳で情報収集能力が高く、災難からの逃げ足が早いうえ、ツキと縁が深いあの動物にあやかるべし!
今年も『年末ジャンボ宝くじ』が、11月22日(火)から全国で発売される。
「1等・前後賞を合わせて10億円と、宝くじ史上最高賞金額ですが、なんとなく買っては当たりません。運の流れが来ている売り場を選んで購入するなど、購入者なりの工夫が必要です」(宝くじアナリスト)
そこで本誌は、来年の干支・ウサギに注目。
ウサギは古来より“月(ツキ)に住んでいる”と言われ、高い繁殖力で繁栄の象徴とされる動物。そのパワーに頼らない手はないだろう。
ということで編集部は、この動物にゆかりがある全国のパワースポットを大調査。そして、その近隣の売り場60店を厳選したのが、最終ページの表だ。
本文では特に注目の8つのスポットと売り場を紹介しよう!
■ロト7で1等10億円も!
まず、編集部が取材したのは、北海道函館市の湯倉神社。この神社の由来は、同市にある湯の川温泉を発見した木こりが、その湯で病を治したことから始まっているという。そして、その祭神は大己貴神。いわゆる神話『因幡の白ウサギ』でウサギの傷を治してやったことで知られる大国主命のことだという。
「これにちなんで神前にウサギの石像が設置されており、なでると、ご加護をいただけるということで、お祈りする購入者は多いです。実際、そのおかげで高額当せんが出たという話も」
こう語るのは、同じ町内にある宝くじ売り場・湯川イオンCCの責任者。
そのパワーのおかげか、この売り場でも、2008年年末ジャンボで2等1億円。そして21年7月にロト7で1等10億円が出ている。看板に描かれた、ウサギに出迎えられるこの売り場、湯治のついでに寄ってみてはいかが?
■初詣でも人気!
南に下って、山形県南陽市もウサギと縁が深い。
同市には創建から1200年以上という県内最古の神社・熊野大社があるが、その本殿裏には隠すように彫られた「三羽のウサギ」がおり、すべて見つけると願いが成就するという。
「初詣で街の人が一番多く行く神社です。また、市内を走るローカル線には、ウサギ駅長の“もっちぃ”がいますし、“白兎”という名前の駅もあるんですよ」と、市内で一番神社に近い宝くじ売り場・ヤマザワ南陽店の責任者が語る。
現状、1000万円以上の当たり実績はないが、「ロト7で958万円が出るなど、スポーツくじの実績では東北2番目の売り場です。ウサギの運気も加わり、今度こそジャンボでも出そうです!」(前同)