■サッカー浦和レッズのホームタウンで

 お次は、プロサッカーチーム・浦和レッズのホームタウン、埼玉県さいたま市を訪れてみた。

 中でも浦和区には、創建が実に約2000年前という、その名も調つ き神社がある。月の動物といわれるウサギの月つき待ま ち信仰に由来し、狛犬ならぬ“狛ウサギ”の石造が立ち、通称『ウサギ神社』ともいわれている。また、レッズの選手も毎年、必勝祈願で参拝するとか。

 同神社に最も近い売り場が、宝くじロトショップ浦和駅東口前店だ。

 過去に一度だけ、年末ジャンボの2等1億円が出たそうだが、売り場責任者はこう期待する。

「実は2か月ほど前、売り場のデザインを浦和レッズの赤色に一新、サッカーボールも描きました。卯年とのW効果が期待されます」

■地元銘菓に隠された“秘密”!

 さて、新潟県三条市のランドマークといえば、霊峰・弥彦山(634メートル)だろう。この山に住むウサギが里の田畑を荒らすことを知った山の神が、ウサギを諭したという言い伝えが、この地にはある。そして、田畑が荒れなくなったお礼に、村人が献上した菓子に由来するのが、地元銘菓の『玉兎』だ。神から叱責された際、耳を寝かせて聞いていたであろう、ウサギの形をした、らくがんだ。

 その弥彦山を神体山とする彌彦神社の近くで、当たり実績のある売り場を探したところ、見つかったのが三条イオンCC。2018年サマージャンボで1等前後賞7億円が出た売り場だ。

「さらに、スクラッチくじで19年に2000万円も出ています。また、系列の2つの売り場で通常くじで2億円、ロト6で5億7000万円が出ています。いずれも弥彦山のパワーだと思っています」(売り場責任者)

■岡崎神社と八坂神社のW効果

 京都市左京区にも、“ウサギ神社”と呼ばれ、本殿前左右に狛ウサギ、絵馬も、みくじもウサギ尽くし、という岡崎神社がある。

 左京区内で売り場を調べたところ、さすが神社仏閣の密集地・京都。祇園の八坂神社と目と鼻の先にある南座前CCを発見した。さらに八坂神社の境内には、大国主社もあり、願掛けウサギまであるではないか。

 ちなみに、この売り場では2008年サマージャンボ2等1億円に、04年の年末ジャンボで1等前後賞3億円の実績も。岡崎神社と八坂神社のW効果で、これは期待しかないだろう。

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