直近では、King&Princeの平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)らが来年5月に3人同時脱退するという発表が世間を騒がせたジャニーズ事務所。業界最大手の事務所だけに“辞めジャニ”の動向が気になる人も多く、12月6日発売の『女性自身』(光文社)では「元ジャニ43人は今!」という特集も組まれている。
「ジャニーズ事務所は2019年7月に公正取引委員会から、“事務所の辞め方が強引だったSMAP元メンバーの活動をよく思わないジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけた”として独占禁止法の疑いで注意喚起を受けたこともありましたが、“忖度”はいまも根強い。それだけに辞め方を間違えると、不自然なまでに民放キー局での露出が激減します。
逆に言うと辞め方が適切か、あるいは“民放NG”を補えるほどの活躍ができる辞めジャニは、成功していると言えますね」(ワイドショー関係者=以下同)
今回は、「辞めジャニでも特に仕事面で勝ち組状態にある3人」を掘り下げていこう。
まず、3位は2020年10月にジャニーズ事務所を退所した山下智久(37)だという。
「山下さんの場合、今年7月に2018年公開の主演映画『コード・ブルー』がフジテレビの『土曜プレミアム』枠で流れたり、現役ジャニーズでキンプリの高橋海人さん(23)が出演していた2021年の『ドラゴン桜』(TBS系)に声だけ出演したりしてはいるものの、ジャニーズ事務所との関係は悪く、“絶対NG”だと言われています。なにせ、退所の経緯が経緯ですからね……」
山下はもともと海外活動を視野に事務所を辞めるつもりではいたが、「未成年女子を相手に飲酒と“お持ち帰り”をした」という『文春オンライン』(文藝春秋)の報道を受けて、2020年8月17日に一定期間の芸能活動自粛処分を受けた。
その結果、ハリウッド映画など複数の海外作品への出演オファーがあるにもかかわらず、仕事を行なえない状態になったことで、前倒しで事務所を辞めることに。
事務所にとって、山下の強引な退所のダメージは大きかった。2005年放送の『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)で結成したKAT-TUNの亀梨和也(36)とのユニット『修二と彰』の15周年記念オリジナルアルバムが発売中止に。ジャニーズ事務所が怒り心頭だったのは言うまでもない。