２０２２年もあとわずか。１２月１３日発売の『ＦＬＡＳＨ』（光文社）では、締めくくりランキング企画『２２年「株を下げた＆上げた」芸能人』が発表されたが、女性部門で１位に輝いたのは、“朝ドラ女優”だった。
「ＮＨＫ朝の連続テレビ小説『舞いあがれ！』で主演を務める福原遥さん（２４）が、２位（４８８票）の小池栄子さん（４２）に１６９票の大差をつけて１位（６５７票）に選ばれました。『舞いあがれ！』は１０月スタートなので、福原さんの急上昇ぶりは目を見張るものがありますよね。
理由の１つには、やはり“前作”とのギャップもあるのかもしれません……」（テレビ誌編集者）
『舞いあがれ』を放送前、ＮＨＫでは４月から９月にかけて黒島結菜（２５）主演の朝ドラ『ちむどんどん』が放送されていたが、これが脚本や演出面のあまりのクオリティの低さから、朝ドラ史上例を見ないレベルでの低評価となってしまったことは記憶に新しい。
「黒島さんが演じた主人公の暢子も、視聴者から“身勝手すぎる”“無計画すぎる”“空気読めなさすぎる”などなど評判が非常に悪かった。巻き添えを食う形で黒島さんまで好感度を落とした部分があります。ただ、叫んだり怒ったりする演技がワンパターン、という黒島さんの演技面への批判もありましたね。
こうした暢子と比べると『舞いあがれ！』の主人公・舞（福原）は正統派のヒロインだし、シナリオ面も“航空学校編”でやや評判が落ちた部分はあるものの、おおむね好評です。福原さんも以前から演技力に定評はありましたが、本作は関西弁や”困り顔”がかわいい、ともっぱらです」（前同）
