■それぞれ対極の立場でSMAPを見ていこうと決めた2人

 また、1995年の『ViVi』(講談社)では、中居が木村について、こう話していた。

《俺と木村はSMAPの中でも1番年上で、SMAPを引っ張っていかなきゃいけない立場だったので、SMAPの為にも俺と木村は近すぎず遠すぎず、いつも対極の存在で居てそれぞれの立場からSMAPを見ていこうと昔話し合ったんです》

 最終的には解散となったが、互いにSMAPを支え続けた2人。

 それだけに、現在の中居の病状に木村も心を痛めていることだろう。

「中居さんは病状は非公表ですが、療養のために年内の芸能活動を休止しています。

 しかし、12月11日に放送された『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)で登場した、活動休止直前の11月4日に収録したVTRの中居さんは、本当にげっそりと痩せこけてしまっていて、声も無理に張っている様子だった。

 また、10月の『週刊新潮』(新潮社)では“9月に盲腸がんの手術を行なった”こと、12月20日発売の『女性セブン』(小学館)には“『珍プレー好プレー』収録後に手術を行ない、さらに痩せ細ってしまった”ことが報じられています」(前出のワイドショー関係者)

 中居と『世界仰天ニュース』(日本テレビ系)などで深い縁のある笑福亭鶴瓶は、12月22日配信の『NEWSポストセブン』にて、若き日の中居と木村をこう評していた。

《中居は10代のときからSMAPをどう売るかを意識していた。SMAPみんな優しかったけど、特にツートップの木村拓哉と中居は優しい印象があるわ》

 また、現在の中居の状況については、

《マネージャーも『大丈夫』って言ってました。年末いっぱいは休むけど、帰ってくると思いますよ》

 2人でSMAPを支えていた中居と木村。家庭的な差し入れでシンクロした両者が、交わる日は――。

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