■王貞治・長嶋茂雄に新旧二遊間が加われば鉄壁の布陣

 内野陣は、「一塁と三塁は、この2人しかいない」(55・公務員)、「ONが大谷はじめ、今の投手たちを打ち崩せるのか興味がある」(42・自営業)など、王貞治(巨人)、長嶋茂雄(巨人)は圧倒的な得票数で選出された。

 この“ON”に、高木守道(中日)&坂本勇人(巨人)の新旧二遊間が加われば、鉄壁の布陣と言える。

 坂本に関しては「プレーは申し分ないが、いかんせん私生活が……」(70・無職)と、手厳しい意見も。

 坂本のプロ入り当時、巨人ヘッドコーチでもあった伊原春樹氏が、こう話す。

「例の件(元交際女性とのLINE流出)が出たときは、私も電話して“何やってんだ”と怒ったけど、こと野球に対しては、クソがつくほど真面目な男。ショートで、あれだけ打って守れる選手は他にいない」

 一方、“ミスタードラゴンズ”高木は、ベストナイン7回を誇る名二塁手。その能力の高さは、高校時代から知られていた。

「守道さんはけっして自分では大きいのを狙わない。サッカーでいえば、パスワークが抜群にうまい打者だったよね。自分で打つのは1試合に1本でいい。最初からそんな割り切りができる職人肌だった」(江本氏)

■“赤ヘル”山本浩二、“ゴジラ”松井秀喜も

 外野陣には、“赤ヘル”山本浩二(広島)、“ミスタースワローズ”若松勉(ヤクルト)、そして“ゴジラ”松井秀喜(巨人)と、セ界を代表する打者がズラリ。

 ここに、三塁のポジションをミスターに譲った現役最強打者の村上宗隆(ヤクルト)がDHで加われば、超強力打線が完成する。

「ONと村上がクリンナップに並べば、怖くて簡単にはストライクを投げられませんよ」(スポーツ紙デスク)

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