■原辰徳や高橋由伸も!
本誌でおなじみ、“球界のご意見番”江本孟紀氏は、こんな指摘をする。
「イチローもいいですが、人脈や経験、政治力といった総合的評価を考えたら、一番の適任は原辰徳監督(66)じゃないかな。3年後なら、巨人の監督も退任済みでしょうから」
WBCの日本での興行を第1回大会から取り仕切ってきたのは、他ならぬ読売グループ。“生え抜き”である原監督なら、その意味でも適任なのは間違いない。
さらには「年齢的な若さでは、高橋由伸(68)という線もある」(前同)とも。
■川上憲伸氏や上原浩治氏らコーチ候補も事欠かない
「読売内部には、巨人の監督として成績を残せなかった由伸の失地回復を目指す一部勢力もいる。代表監督は、そのいい機会だと根回しに動いている話がある。ただ、NPB全体での読売の発言権が年々、低下している点がネックですね」(前出のデスク)
仮に由伸監督となれば、同学年で大リーグ経験者の川上憲伸氏や上原浩治氏ら、コーチ候補も事欠かない。
新指揮官の初陣は、今年11月に開催される第2回アジアプロ野球チャンピオンシップが有力視されている。
本命か、はたまた穴馬か今後の選考に注目が集まる。