■日本一美しい花火が見られる大会
第9位は、『大曲の花火』(秋田県)。
「正式名称は『全国花火競技大会・大曲の花火』。全国から選ばれし花火会社28社が日本一の称号をかけて、芸術性を披露し合う国内最高峰の競技大会です。各社が自信作を持ち込んでくるので、日本一美しい花火が見られる大会と言っても過言ではないですね」(前出の安斎氏)
そこまで美しい花火なら、ぜひ写真に収めたい。そう思った読者のために、花火撮影のコツを聞いてみた。
「シャッターを切るタイミングが重要です。たとえば、一尺玉は、打ち上がってから6~8秒ほどで花開きます。打ち上げを何発か観察し、タイミングを見極めて、一発で写真に収めるとカッコイイですよ」(前同)
また、前出の冴木氏によれば、「花火撮影専用のスマホアプリもあるので、それを使うのもオススメ」とか。
■ハウステンボスのナイトプールで
第8位には、『ハウステンボスサマーナイト』(長崎県)を選んだ。テーマパーク『ハウステンボス』のナイトプールが舞台の、花火大会である。
「夜景観光士が選ぶ『イルミネーションアワード』で1位に輝いた、大人気イベントです。ナイトプールに浮かびながら豪華な花火が見れるので、ビキニ美人と一緒に楽しんでみては?」(旅行雑誌記者)
■沖縄でエイサーを観賞できる祭り
続く第7位は、『沖縄全島エイサー祭り』(沖縄県)。沖縄県在住の本誌読者からも耳より情報が寄せられた。
〈太鼓などのリズムに乗って踊る、伝統芸能“エイサー”を観賞できる祭りで、祭りの最後は、花火が上がり、みんなで“カチャーシー”(行事ごとなどで踊られる、県民なら誰もが知る踊り)を踊るのが恒例になっています。泡盛を飲みつつ、参加してみてください〉
シャイなご仁も、南国のリズムに身を任せれば、コロナ禍の鬱憤など、吹き飛んでしまうはずだ。