■1位に選ばれたのは高度な技術のコラボ

 そして、堂々の第1位に輝いたのは、『神明の花火』(山梨県)。大会の広報担当者は、次のように話す。

「コロナ過を経て、4年ぶりのフル開催になります。今年も、花火職人さんの技術が反映された、美しい花火がめじろ押しですよ」

 一番の見どころは、「全国トップクラス、地元・市川三郷の2大花火会社『マルゴー』と『齊木煙火本店』の競演です。両社の花火は光の発色・色の変化などその技術力が高く、色鮮やかなパステルカラーやグラデーション変化する花火が多数見られます」(安斎氏)

 その両社の合作花火をはじめ、一瞬たりとも見逃せないプログラムだという。

「花火の形や色が目まぐるしく変化するので、見惚れます。写真を撮る際は、静止画ではなく、動画をオススメします」(冴木氏)

■場所取りのコツは

 冴木氏は続けて、どの大会でも応用できる、場所取りのコツを教えてくれた。

「観賞場所は、風上が理想。風下だと、花火の煙が目の前をさえぎってしまうんです。風向きを調べるスマホアプリがあるので、それらを活用しましょう」

 最後に、安斎氏から、花火大会を観賞するコツとして、こんなアドバイスをもらった。

「会場へ行く前に、駅からの動線や、トイレの位置などを公式サイトで確認してください。それを把握しておくだけで、快適度が段違いですよ」(安斎氏)

 こうしちゃいられない!そうだ、花火大会に行こう。

※本文で発表した花火大会の順位は、編集部が独自に決定したものです。コメンテーター2人の意見が反映されたものではありません。

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