■シリコン性のブラシを
一方、ヘアケアに詳しい美容ライターの滝沢ヤス英氏は、「シャンプーブラシを使う」ことを勧める。
「シャンプーブラシは100円ショップでも売っていますが、できれば頭皮に優しくいシリコン性のものがいいですね。これで頭皮を3〜5分ぐらいマッサージするように動かせば、毛根の汚れや資質は十分、落とせると思います」(前同)
■髪や頭皮に優しいアミノ酸系
では、洗髪の際は、どんなシャンプーを使えばいいのだろうか?
「髪や頭皮に最も優しいとされているのが、アミノ酸系です。頭皮に負荷をかけないんですよ」(同)
また、シャンプーをする前にホホバの種子をもとにしたホホバオイルを頭に垂らすといったワンランク上のテクニックもある。
「多少、コストと手間がかかりますが、頭皮の油脂を取ってからシャンプーするので、毛穴を塞ぐ油がよく落ちます」(同)
■ダメなのはアルコール系、刺激が弱すぎるベタイン系
逆にダメなのはアルコール系のシャンプー。こちらは45歳過ぎの頭皮には、刺激が強すぎるのだという。
また、幼児などに使うベタイン系は、逆に刺激が弱すぎて頭皮の脂質が、しっかり取れないことがある。
なお、全体的に髪のボリュームがない人は、リンスやコンディショナーは使わないほうがいいという。
「リンスは基本的に髪を滑らかにするので、見た目がペタッとなってしまうからです」(同)