『恐怖の心霊報告書』読者投稿13 セカンドハウスの画像
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セカンドハウスとして借りた激安アパート!

飲んでいて終電に乗れなかった……なんて経験、ありますよね。自宅が近ければタクシーを利用するでしょうが、自分の場合は約8000円もかかってしまいます。必然的に朝まで飲み続けるか、ネットカフェやサウナなどで眠るという選択を迫られるわけです。

月に数回なら問題ないけど、自分の場合は軽く10回を超えてました。これはさすがに考えますよね。安いセカンドハウスを借りよう……と。

そこで借りたのが……普段、飲み歩いている繁華街から徒歩15分の距離にある、家賃2万1000円の激安アパート。敷金・礼金がないのは10カ月後に取り壊すからとのこと。

6畳ひと間でキッチン&トイレは共同ですが、基本、寝るだけなので問題ありません。

自宅で余っていた布団を部屋に運び込んだ翌日、いつものように飲んで終電を逃した自分はそのアパートに向かいました。

すでに住人は眠りについているようで、アパート内は静まり返っています。共同玄関で靴を脱いだ自分が歩を進めるたびに「ギッ、ギッ……」。床のきしむ音が廊下に響きます。

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