「上重君はイイ男だから……」

――水道メーター製造販売会社・ニッコクの社長として、アベノミクスはどう評価しますか?
「今の円安は、輸出して儲ける大企業はいいでしょう。でも、逆に、外国から材料を買って組み立てる中小企業は、どうなるんですか? たとえば、この水道メーターだって、そう。これまで1ドル80円だったのに、今じゃ120円出さないと輸入できない。死活問題です。いくら大企業の社員の給料が上がったって、中小企業の社員がそれじゃ、消費なんて伸びるはずがない」

――大企業の社員といえば、日本テレビの上重聡アナ(34)が、スポンサー関係者から1億数千万円に及ぶ住宅ローンの肩代わりや、超高級車の貸与など、利益供与を受けていたと報道されていますが?
「それはねえ……彼がイイ男だからだよ(笑)。あるでしょ、そりゃ。みのもんただって売れてなかったら、誰もハナもかけてくれないんだから。ただ、上重君の場合、頭っから、卑劣な生き方してるみたいになっている。いいか悪いか、どこかで論争してあげないと可哀相だ。それに、そんなこと言ってたら、お年玉やご祝儀もあげられなくなっちゃう。相撲の世界だってタニマチがいるんだからね。つまりは、生き様の問題でしょう。それで、写真撮られたら、ゴメンナサイ、でいいじゃない」

――男性司会者では、宮根誠司氏(52)について、どう思われますか?
「宮根君ね。つきあったことないからな……。大阪の方だと思ってたの、僕は。しゃべりが関西弁だから。でも、僕の感覚的には東京の人だね。だから、非常に東京でもウケてるんじゃないかな?」

――4月15日には、大先輩でもある愛川欽也さんが、80歳で逝去されました。
「欽也さんは、電波の中のスターだった。銀幕でも、歌謡界でもなく、電波が生んだ最初のスターだった。僕の目標だったし、憧れでした。『なるほど! ザ・ワールド』(フジテレビ系)でご一緒させていただいたときは、うれしかったな。寂しいですね」

――続いて、最近の女子アナについて。学生時代のクラブでのバイトが問題になり、一時内定を取り消されながら、日本テレビに入社した笹崎里菜アナ(23)は、いかがでしょう?
「俺が日テレの社長なら、採用しないね。学生時代にやるアルバイトじゃない。勉強するなら、他にすることがたくさんありますよ。ホステスになる必要はない。そもそもクラブは、女性の美しさや媚び、色気が陳列されている場所。だから、男が飲みに行くわけ。彼女だって、これから、どういう形でテレビに出るのか、って好奇の目で見られるわけでしょう? いま"女子アナのスカートの中"みたいな記事があるじゃない。『週刊大衆』がどうかは知らないけど、本来、そういう意味合いで彼女たちを見ちゃいけないの。でも、そう仕向けているところはあるよね」

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