番長 あとは大会当日、会場に選手のバスが入ってくるじゃないですか。その時にコスプレでいると、スーパースターが窓から僕らを見てゲラゲラ笑ってるんですよね。そういう時は「やったな!」と思いますよね(笑)

──スーパースターたちが自分を見てウケてるぞと。

代々木 本人たちから反応があるのは嬉しいですよね。

康治 スーパースターに喜んでほしいっていうのはありますね。

番長 僕はいろんなコスプレをするんですけど、それはスーパースターへのメッセージじゃないですけど、それに近いところもあるんですよ。

──というと?

番長 せっかく来日してくれたんだから、喜んでほしいなっていう。そういう意味で、あえてトップどころじゃない選手のコスプレをして、「日本にも俺のファンがいるのか!」って思ってもらいたいなと。そういうところもスーパースターとユニバースの交流じゃないかと思ってますね。

康治 コスプレする時は、その大会に何かしら関連してるっていうのも大事かなと思いますね。ブライアンが来日してない時でも、さっき言ったみたいにタッグパートナーだったケインがいるから「チーム・ヘル・ノー」になるよな、みたいに。

──そうすると今年の日本公演はどうなりますか?

康治 今年もブライアンは来れないですけど、奥さんのブリー・ベラが来ますから。

──確かに(笑)

番長 日本で夫婦のツーショットが実現するかもしれない(笑)

──ところで、みなさんは日本のプロレス団体も見に行かれるんですか?

代々木 見に行く時もありますよ。

番長 昔の全日本プロレスって、WWEにもつながるところがあると思うんですよね。

代々木 やっぱり外国人のレスラーが好きっていうところはありますよね。

──昔の全日本は豪華外国人が目玉でしたからね。

番長 あと、僕は埼玉プロレスも見てましたね。

──また、ずいぶん毛色が違いますね(笑)

番長 でも、共通する部分もあるんですよ。キャラクターの魅力っていう。

──なるほど。WWEとはスケールが違うけど、個性豊かなキャラクターが楽しめるという部分はありますね。

番長 そこをもっと掘り下げると、子供の時の原点にキン肉マンがあるんですよね。

康治 あぁ〜。キン肉マンはありますよね。

番長 WWEのスーパースターも、レスラーであると同時にキン肉マンの超人みたいな部分があるっていうか。現実離れしたカッコいいキャラクターとして見てますね。だからコスプレしたくなるんだと思います。



※座談会全文から前半部分のみ抜粋、つづきは「語れ! WWE」本誌でお楽しみください。




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