美和 最近、安倍政権とマスコミとの間が、いろいろと話題になっています。
宗男 ほぅ。そうかい!?
美和 アレですよ。自民党内の“私的な勉強会”で某議員の「マスコミを懲らしめるために、広告収入を減らすべきだ。そう経団連に働きかけていただきたい!」という発言他で、安倍総理が陳謝する事態になった。
宗男 まさに“頭に虫が入っている”自民党3議員の発言です!それに。百田なにがしが「沖縄の新聞2紙を潰すべきだ」などと言うのは論外です!!民主主義というのは、多様な意見や考をまとめていく、折り合いをつけていくことです。自分たちの考えと合わないから「潰せ」というのは独裁です。政治家として、人として失格です(怒)。
美和 なるほど。では今回の本題に入りましょう。今度の参議院選挙から、選挙権が18歳に引き下げられます。1945年に25歳から20歳に引き下げられた改正から、なんと70年ぶりの改正だそうです!
宗男 私は18歳に選挙権を与えるのは、実に良いことだと思います!併せてその責任として「酒・タバコ」あるいは「車の免許等」をはじめ各種少年法など…。これはやっぱり権利を与えるんですから「責任は当然ある」ということも徹底したほうがいいと思います。ただ権利だけ与えて責任は別ですよ。と言うのは駄目ですね。
美和 それは“大人として試される”18歳になりそうですね。宗男先生はその点、リベラルというか公平な考え方ですね!
宗男 大人として様々なことを考えていく能力を蓄えていかなくては。
美和 ところで、18歳から選挙権を与えることが決まり、“どこ”が得するんでしょうね? 組織のしっかりしている公明党とかですかね??
宗男 いえ、私は全部に公平だと思いますよ。
美和 各政党“同じ土俵に上がって”18歳からの支持を獲得していく。ということですね?
宗男 若いヒトは敏感ですから、メッセージをどう発信するかでついてくると思いますよ。政治家の資質が問われる。