Iカップ青木裕子は寿司屋に

一方、寂しいのが結婚を機に引退してしまうグラドルたちだ。

10年、「育児の仕事に興味がわき、育児関連の学校に通う準備をしている」との理由で芸能活動を休止した直後、所属していた芸能事務所とは別の事務所社長との結婚を発表した福永ちな(34)。
「ミスマガジン」に選出されながらも11年にはヘアヌードを披露し、同時に引退も発表したと思いきや、翌年に結婚&出産していたという報道があった仲村みう(24)。

07年にお笑いコンビ・アメリカザリガニの平井善之と結婚し、ゲームや野球観戦など悠々自適な趣味生活を送る江川有未(33)などなど、枚挙にいとまがない。
「99年、羽賀研二との熱愛騒動でお茶の間を沸かせたGカップバストの桜庭あつこ(39)も、もっと早い段階で業界から消えたと思われがちですが、実は12年の結婚と同時に芸能界を引退しています。結婚前までは地元の福島県で家庭菜園に勤しみつつ、スポーツジムでアルバイトをしていましたが、今は二児の母として育児に夢中なようです」(前出の芸能ライター)

芸能界で散々華やかな生活を送ってきたからか、実家に戻るグラドルも多い。
全裸グラビアで男たちを虜にし、現在は故郷の福岡県を拠点に芸能活動する小島可奈子(39)や、90年代の豊満バストブームの第一人者だったIカップ美女の青木裕子(38)も、今は故郷の山形県在住だという。
「青木は、グラビア引退後、02年にミュージシャンとして再出発しましたが、鳴かず飛ばず。小室哲哉プロデュースの話もあったんですが、流れてしまった。その間、プロレスにも挑戦して話題となりましたが、周囲が常に望んでいたグラビア復帰は頑なに拒んでいたそうです。それから音沙汰がなくなったと思ったら、昨年、17年ぶりにバラエティ番組に出演。一児の母となっており、夫婦で実家の寿司屋を手伝っている様子が放送されました」(前同)

地方よりも、さらに遠く離れた海外を拠点にするグラドルも多い。
まずは、台湾には、"開脚"で大ブレイクしたインリン・オブ・ジョイトイ(39)がいる。
「08年に日本人デザイナーと結婚し、10年に第一子を出産してから育児中心の生活でしたが、12年に台湾の台北で台湾式ヘッドスパの経営を始め、実業家としての顔も見せました。さらに12年には双子を出産し、立派なワーキングマザーとなっています。本人は、"もうグラビア撮影はない"と言っているので、開脚姿は二度と見られないでしょうね……」(前出のアイドル誌編集者)

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