早いもので、すでに18年前の出来事となった長野五輪。スピードスケート500メートルの銅メダリスト・岡崎朋美(44)は、“朋美スマイル”で国民を魅了し、その後、5大会連続で冬季五輪に出場。07年に結婚し、出産も経験している。「13年に引退。出身地・北海道の先輩である橋本聖子参院議員と同じく、自身も“現役中も2回ほどオファーがあった”と政界への打診があったことを告白しています」(前出の芸能記者)

 モーグルの里谷多英(39)は、冬季五輪で日本の女子選手初の金メダリストとなった。前出の岡元氏は、こう力説する。「それまでワールドカップでの優勝経験がなく、世界大会での初優勝が五輪。里谷は4年後のソルトレークシティ五輪でも銅メダルを獲っています。大舞台に強い天才型の選手でした」 その後、10年のバンクーバーまで5大会連続の五輪出場を果たした。「とはいえ、05年の六本木のクラブでの“事件”のイメージも鮮烈でした。ただ、長野五輪直後に入社したフジテレビには今も社員として勤務中とか」(前出の女性誌記者)

 同じモーグルの上村愛子(36)は長野五輪当時、女子高生。アイドル級ルックスで超人気者になった。「里谷と対照的に努力型の選手。彼女のスカート姿を見たことがありますが、そのふくらはぎの逞(たくま)しさに驚きました。あれだけチヤホヤされながらも鍛錬を怠らず、常に世界のトップであり続けた。凄いアスリートでした」(岡元氏) バンクーバー五輪前年の09年に、アルペンスキー選手の皆川賢太郎と結婚。引退後は各種イベントに出演したり、キャスター的な活動もスタートさせた。長野以来となる日本を舞台とした五輪も4年後に迫る。だが、その前にまず、今年はリオデジャネイロ五輪がある。スポーツ界から、新たなヒロインが登場することに期待だ!

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