絶対役に立つ「花粉症の仰天予防法」を伝授!!の画像
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 突然クシュンッとしたり、ムズムズしたりで、仕事にならない“国民病”。この悪夢を脱出する術を伝授!

「あったかい日は、もう鼻がグシュグシュいい始めましたよね」とベテラン記者が漏らすのも仕方あるまい。悲しいかな、“花粉症”の季節が到来しつつあるのだ。「病院へ行けばいいのは分かっているけど、どうも気が乗らないですよね。薬も効いてるんだか、よく分からないし……」(前同) これに共感する読者諸兄も少なくないだろう。そこで今回、この“春の恒例病”を徹底取材。絶対役に立つ「花粉症の仰天対策」のコツを“食べ物編”“生活習慣編”“ビックリ医療編”に分けて、お届けしよう。

 まずは、“食べ物編”だ。イの一番に挙げたいのが、ヨーグルトである。「その秘密は乳酸菌、ビフィズス菌ですよ!」と言うのは薬剤師。「乳酸菌、ビフィズス菌には、免疫機能を正常に保ち、アレルギー反応を抑える効果があるんです。さらに、乳酸菌は整腸作用を促し、免疫力を高める。そうなれば、自然と花粉症も抑えられるのです」(前同) しかし、食べてすぐ効く特効薬ではないし、いっぱい食べれば、その分、効くというわけでもない。「習慣で食べ続けるのがポイント。“体質改善”ですよ。人によっては、1か月で症状の圧倒的な改善を感じる人も。半年続ければ、かなりの確率で効きます」(製薬会社研究員) ポイントは乳酸菌とビフィズス菌。同じ乳製品でも、牛乳やチーズなどは、花粉症を悪化させる恐れがあるので要注意。「たんぱく質、脂質、糖質が豊富に含まれているためです。牛乳を飲むなら、豆乳のほうがベターでしょう」(前同)

 食べて解決、続いてはりんごだ。「りんごに含まれるペクチンが効くんです!」とは、前出の薬剤師だ。「さっきのヨーグルトの話ともつながるのですが、ペクチンは、乳酸菌のエサになります。また、ペクチンそのものにアレルギーの原因物質を減少させる効能があるのです」(前同) しかし一方で、シラカンバ花粉症、ハンノキ花粉症の人は、りんごを食べると口腔アレルギーを約40%の確率で発症してしまうという。こちらも要注意だ。

 一方、皆さんもご存じであろう“優良食材”といえば、緑茶。カテキンパワーは圧倒的で、殺菌作用はむろんのこと、がんの予防、インフルエンザ対策、免疫力の強化などと、その力がいろいろいわれるが、花粉症にも有効のようだ。「花粉症の鼻水、くしゃみなどの諸症状の“根源悪”であるヒスタミンの分泌が過剰になると、それを抑制します。また、他のさまざまなアレルギー症状を抑えるのにも有効とされています」(医療ジャーナリスト)

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