カップめんはそのまま食べてもおいしいが、マツコのようにアレンジを楽しむファンも多い。多くのカップめんファンを取材した経験もある本橋氏によると、「焼きそばにインスタントコーヒーを少し入れると、香ばしさがアップして本格的な焼きそばの味が楽しめます。あとは、きつねうどんの揚げを刻んでから作ると、ツユの染み込みがよくなって美味しいですよ。『カップヌードル』シリーズでは、シーフード味に牛乳を入れるのは、もはや定番アレンジ。チリトマト味にオリーブオイルを入れてイタリアン風にするのもアリです。変わったところでは醤油系ラーメンにせんべいを割って入れ、せんべい汁風にするなんてのもあります」

 ちなみに、先の大相撲初場所で、大関・琴奨菊を初勝利に導いた、珍アレンジが存在するという。「カップうどんに、イチゴジャムをスプーン4杯ほど乗せるというもので、場所中は必ず食べているそうです。緊張で食が進まないときにも、スイスイ食べられると、バラエティ番組出演時に明かしていました」(前出のテレビ誌記者)

 だが、美味すぎるがゆえ、健康への影響も気になる。「野菜不足を補うなら、かやくの他に、乾燥わかめをプラスするのもオススメ。粉末スープが袋に入っているタイプなら、めんだけ湯戻した後、いったんお湯を捨てれば、麺に含まれる塩分や、体に良くない酸化した油を減らすことができます。また、めんにはカルシウムの吸収を妨げるリンが多く含まれていますが、それを減らすことにも役立ちます」(栄養士) いつまでも健康で美味しく、カップめん生活を謳歌しよう!

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