A それと、“女を武器にする”政治家としても、彼女は注目の的だよ(笑)。稲田さんのトレードマークは、短いスカートに網タイツ。初登庁の際の栄誉礼でも、先輩の小池さんがパンツルックで登場したのに、稲田は膝上のスカート。

B 就任後初めての海外派遣部隊視察アフリカの最前線(ジブチ)でも、膝上の短いスカートでした。ふつう、大統領や国防大臣が海外派遣部隊を視察するなら、フライトジャケットなどのミリタリールックが定番なのに……。男性自衛官からは「目に毒だろ」なんて声が上がってたらしい。

C 稲田は、プライベートでも“女子力の高さ”が噂になってるよ。稲田夫婦は2人とも弁護士で、早稲田大学法学部の同級生。弁護士登録も同じ昭和60年で、一見、学生時代からの恋人同士が苦楽をともにして結婚……なんて美談のように見えるけど、実はこれ、略奪愛なんて話も出てる。

B あの網タイツは、伊達じゃないんですねえ。短いスカートの総理の誕生まで、個人的には頑張ってほしいところです(笑)。ちょっと話は戻りますけど、中国との関係で言うと、習近平国家主席との蜜月が噂される二階俊博氏の幹事長就任も気になりません? 麻生太郎副総理も、今回の内閣改造で一番重要なのは幹事長ポストと言ってたし、自らは岸田氏を推してました。菅氏も同ポストを狙っていたようで、二階氏の就任には皆、苦虫を噛み潰しているのでは。

A 二階さんは「叩かなくてもホコリが出る」と言われるほど、様々なスキャンダルが持ち上がってきた。その太い“裏人脈”がどう影響するか、目が離せない。

C もう一人、相変わらず動向が注目されているのは、橋下徹前大阪市長。「政治家に疲れた」というのは本音みたいで、「当面は政界から遠ざかって、弁護士業とテレビ出演でいく」と周囲にも漏らしている。ただ、官邸は、「憲法改正を見据えて橋下を再登板させたい」という考えを諦めていない。

B 憲法改正となれば、まずは国会での議論、次に国民投票ですからね。理路整然と“立て板に水”で論を張る橋下氏の力は、必須と考えている人は多いんですよ。橋下氏自身も、安倍政権と政治信条が近く、かねてから憲法改正を持論としてますから。要請を受け入れる可能性も低くないんじゃ?

――自民党が政策実現に向けて動きを見せる中、民進党は代表選がありました。しかし、非常に地味で……。

C 代表選が無選挙になる、なんて声も一時はあったけど、結局、党関係者たちの「ただでさえメディア露出が少ない民進党。内容はさておき、メディアに露出するためにも代表選は必要」との声が大きかったらしい。

A じゃあ、代表選に立候補した蓮舫代表代行の「二重国籍」が話題になって、メディア露出を増やすのには成功したわけだ(笑)。31年前に台湾籍を放棄する書類を提出したと言いつつ、今月13日には父親の出身地である台湾籍が残っていたことを認め、謝罪。あくまで自分は「日本人だ」と主張し続けてはいるものの、説明が二転三転したことにも、不信感を覚えた人は多いはず。この不信感を払拭するのは並大抵のことじゃないだろうね。

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