B 安全保障上も問題があるんですよ。ほぼ“二大政党制”の日本で、野党第1党の党首は、「自衛隊の最高指揮官」になりうる。蓮舫氏の父・謝哲信は、台湾のバナナ貿易商で、父の親戚には陳水扁政権時の外相・陳唐山がいる。また、蓮舫氏自身は、北京大学に2年間語学留学をしていました。
C それだけ中国と密接な人が、将来、総理になる可能性を問題視されるのは至極、当然。対立国にルーツを持つ人物が首相に就くなんて例、聞かないし……。
A じゃあ、前原誠司氏かというと、こっちはまた別の黒い噂が絶えないからね。
C 検察は、去年話題になった羽田空港の「格納庫用地汚職事件」で逮捕された航空関連会社の金澤星元社長と前原との癒着を疑っている。思い返せば、2011年に外務大臣を辞任したのも、在日韓国人からの政治献金問題だったし。
B もう一人、立候補するとみられていた細野豪志氏は出馬を見送りました。まあ、彼は彼で、女性へのアプローチが強烈だと、いまだに党女性職員の中で指摘されています(苦笑)。
A そう考えると、最も知名度の低い玉木雄一郎氏が結局、一番まともなのかな。
C 推薦人擁立にも苦労していたくらいだから、2人の敵にはならなかったけど。
B 彼は、多くのジャーナリストとつながっていて、情報通。国会質問では、その情報源を頼りに、ビシビシ攻めては存在感をアピールしてきました。
A でも、悪目立ちしないで、ここまで堅実にのぼってきた。これからに、期待したいね。
政治記者たちの取材の日々は、今日も続く!