では、今年、51歳になった沢口靖子はどうか。「かつて、松岡修造とのドライブデートが報じられたことがありましたね。しかし、松岡の父は、沢口が所属する東宝芸能の当時の社長。いわば育ての親です。その社長が“沢口は映画界のスター。あんな二流のテニス選手とつきあっているわけがない”と報道陣を前に交際を否定したことで、2人の関係が深まることはありませんでしたね」(前出の夕刊紙デスク)

 それ以外では、有名脚本家や実業家との怪しい噂が都市伝説のように語られることはあっても、本格的な熱愛情報は、現在まで一切聞こえてこない。「『第一回東宝シンデレラ』でグランプリを獲って芸能界入りし、いきなりNHK朝ドラのヒロインを務めてトップスターになった彼女の周りに、財力豊かなパトロンが多く存在したのは間違いのないところ。そんな環境にあって、同年代の男には興味が持てなくなってしまったのでは……」(大手芸能プロ幹部)というから、悲しきスターの宿命ということか。

 一方、同じく朝ドラヒロイン出身の鈴木京香(48)には、10年放送のNHKドラマで共演して以来、熱愛関係にある長谷川博己との結婚が、いよいよ目前に迫っているという情報が飛び交っている。「彼女は一昨年、高齢の母親を仙台から東京に呼び寄せて面倒を見ていますが、長谷川は、その母親と彼女を受け入れる覚悟らしいです」(ワイドショー関係者)

 というから、ゴールインとなれば、これほどおめでたいことはない。しかし、あれだけの美貌とボディを持った彼女が、なぜ今日まで独り身を貫いてきたのか。

「堤真一さんとの“長い春”は有名でした。当時は京香さんのほうが、はるかに格上。堤さんは、彼女が仕事に行っている間に、彼女の車を洗っていたこともあったほどでしたが、次第に堤さんの仕事が好調になり、破局につながってしまった。以前に噂となった真田広之さんや、現在の長谷川さんもそうですが、つきあった男が必ず出世するんです。それで、仕事が忙しくなると、次第にすれ違いが生じて……というパターンで婚期を逃してきたのかもしれません」(前出の城下氏)

 一説には、鈴木と堤の仲を引き裂いたのは深津絵里(43)だったともいわれているが、その深津も「結婚しない美女優」の一人だ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4