「因縁は22年前、同番組に出演した上沼が、さんまが裏で“なんでこんなに収録早いねん。おかげで寝不足や”と不機嫌に話していたのを聞いてしまったのが始まり。以来、共演はゼロ。満を持して16年6月の放送回で共演した両者は、“言った”“言ってない”の水掛け論を始め、さんまが“謝ってください”と迫ると、上沼は“なんで謝らなアカンの”と反論し、一触即発状態になったんです」(前出の制作会社関係者)

 最後には上沼が折れて謝ったが、現場の雰囲気は最悪だったという。「収録の合間は、両者とも険しい表情で無言のまま、目も合わせなかったそう。ますます溝が深まったのは明白で、昨年9月に同番組が最終回を迎えた際には、“関西テレビの元常務の上沼の夫が圧力をかけた”という噂が、まことしやかに流れたほどです」(前同)

 さらに、さんまは徳光和夫(75)ともNG関係にあるとされる。「10年に徳光が、さんまへ『24時間テレビ』(日テレ系)の出演オファーをしたときのこと。さんまが“チャリティーなのにギャラが出るのはおかしい”と拒否すると、プライドが傷つけられた徳光は“彼を見て笑ったことがない”と応戦したことで断絶していました。しかし、昨夏のテレビ番組で徳光が、疎遠になっていたことを明らかにしたうえで、“最近、さんまさん、面白いね”とベタ褒め。歩み寄りを見せました」(前出の芸能ライター) この思い、はたして、さんまに届くのだろうか?

 大物の歩み寄り話の一方で、最近、共演NGが発令されたといわれるのが、ウッチャンナンチャン・内村光良(52)とベッキー(32)。きっかけは16年5月、不倫騒動で休業中だったベッキーが復帰第1弾として出演したのが、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)だったことだ。

「ベッキーは、ずっとお世話になっていた内村さん司会の『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ系)他、レギュラー番組へのお伺いもないまま『金スマ』に極秘出演してしまった。親身になっていた内村さんはあきれて、匙を投げたそうです。両者の共演は、当分ないでしょうね」(放送作家)

 ベッキーのように明確な理由があれば腑に落ちるが、「みんな、なんとなく絡みたがらない」(制作会社関係者)という理由で共演NGが、殺到しているというのがフリーアナウンサーの田中みな実(30)だという。

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