ちなみにこの11連チャン中、16ラウンド大当たりは、ほぼ確率通りで5回。この時点で優に1万発は超えていたんですが、なんと連チャン終了直後にまたまた突然確変をゲット! さらにそれが9連チャンまで伸び、今度はそのうち6回が16ラウンド大当たり。振り分けにも恵まれた形で、またまた1万発オーバーの出玉を獲得できました。結果、この2回の連チャンのおかげで、ものの3時間弱の間に2万5千発も出ちゃったんです。額にすれば10万円弱の大勝利!

 MAX機があった頃に比べると、ホールで一撃大連チャンを見かける機会は減りました。しかしその代わり、今の「新基準機」は大当たり確率が甘くなっているので、連チャンが抜けたと思ったらまた当たる……といったパターンで大勝ちすることが多くなったように思います。

 確変継続率が65%以下の新基準機でも、10連チャンくらいならそこそこ見かけますしね。大当たりの軽さと大当たりラウンド数の振り分けが噛み合えば、新基準機でも大勝ちはできるなと、『戦国乙女~花~』の実戦で確信しましたね。

 そして、新基準機での大勝ちとなれば、触れないわけにはいかないのが、皆さんご存知『真・北斗無双』(Sammy)でゴザイマス。

 現在ホールで稼働している台の中で、一番出る台は何かとアンケートをとったら、この機種がダントツのトップでしょうね。ST(回転数制限の確変)継続率が80%、しかも連チャン中の大当たりは2分の1で約2400発と、一撃大量出玉が見込める機種なので、今の新基準機に含めてしまうのは少し抵抗があるくらいです。

 それほど『真・北斗無双』の出玉力はすさまじく、パチンコ実戦番組の出玉バトル企画では、どちらか一方が大差をつけられる展開になると、必ずといって良いほど『真・北斗無双』で逆転を狙いますからね。それほど、圧倒的な出玉を狙うなら、本機が一番なのです。

 もちろん私も、バトル形式の番組で何度か『真・北斗無双』を実戦しています。正直、この台くらいの出玉力なら、本当は朝から打ちたいところ。でも、バトル形式の番組とはいえ“パチンコバラエティ”ですからね。新しかったり珍しかったり、できるだけいろいろな機種を打ってお見せしたいなと、パチンコライターとしては思うわけです。

 しかも『真・北斗無双』って、出玉力が圧倒的すぎるから、「ちょっと反則なんじゃないか……」とも思っちゃうほどなんですよね。だから、私は極力避けるようにしています。ホントはノドから手が出るほど打ちたいんですけど(涙)。

 そんな私が、なりふり構わず、朝から『真・北斗無双』に座ったことがありました。それは、あるCS番組の収録でのこと。

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