女性の怒りは複雑だ。なんで、そんなに怒るの? と思わざるをえない事件もある。それが現在、主婦の間で大人気の不倫ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)に主演する波瑠(25)だ。「このドラマで不倫妻を演じる波瑠に対して、視聴者から“クズすぎる”や“こんな役はやってほしくなかった”といった批判が殺到。あくまで役柄の話であり、波瑠本人が不倫や浮気をしているわけでもないんですが」(テレビ局関係者)

 なんともバカげた批判なのだが、これに対して、彼女はブログで、<こういう内容の作品ですからね。しょうもないとか馬鹿とか最低とか言われても、観て感想を抱いてもらうっていうことで私は報われるような気持ちです>

 視聴者の気持ちに理解を示してはいるものの、「あえてブログで書きたくなるほど、頭にきたんでしょうね。ただ、波瑠の本当の怒りの矛先は事務所なのでは……。確かに今回のドラマはミスキャスト。事務所としては彼女の演技の幅を広げるための挑戦だったんでしょうが、やはり時期尚早。もう少し朝ドラの爽やかなイメージを守るべき。もしくは、やるなら思いきってベッドシーンまでやったほうが、まだ潔かったかも」(芸能プロ関係者)

 その一方で勝手な行動に怒っているのは、有村架純(24)だ。有村の姉・有村藍里(26)が、『フライデー』でセクシーショットを披露したのだ。寝耳に水の出来事だった架純は、このことに激怒しているという。

 それもそのはず。現在、有村架純はNHKの朝ドラ『ひよっこ』でヒロインを熱演中。ただでさえ優等生的なイメージが大事な役柄なのに、その姉が、堂々とセクシーショットを披露したのでは、イメージダウン必至だ。「これはもうお姉ちゃんも朝ドラに出してあげるべきですよ。架純ちゃんが頼めば、なんとかなるのでは?」(テレビ美女研究家・八木晶王氏) 姉の暴走を怒るのではなく、なだめるのが妹の務めということか。

 共演バトルも勃発していた。現在放送中のドラマ『母になる』(日本テレビ系)で共演している沢尻エリカ(31)VS小池栄子(36)だ。「この2人はドラマ内でも、沢尻が“実の母”で、小池は“育ての母”として、バトルを繰り広げているんです。で、どちらも実際にウマが合わない。現場はピリピリムードですよ」(前出の女性誌記者)

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