スラリと伸びた手足が美しいスレンダー美女の内藤理沙さん。出演中の連ドラの裏話から、好みの男性のタイプ、そして愛してやまぬ出身地である群馬県のお国自慢の話まで、ご披露いただきました!
――7月20日から始まった木曜ドラマ『黒革の手帖』に、料亭の仲居役で出演されているんですね。
内藤 はい!
――1980年代から5回もドラマ化されている、松本清張原作の名ドラマですからね。今回で6回目!
内藤 そうなんですよね。主演の武井咲さんを始め、江口洋介さんや仲里依紗さんといった豪華メンバーで、見どころ満点です。
――とはいえ、内藤さんも最近はドラマで見ない日はないほど。この春に放送された『女囚セブン』でも、新人刑務官役が話題になっていました。
内藤 あのときは、他の刑務官の皆さんが全員個性的すぎる役で、大変でした(笑)。私は唯一、普通の人の役だったので、現場でもみんながアドリブをやっているのに、私だけ乗っかれなくて。常に客観視というか、冷静に周りを見ている役だから、個性を出せないんですね。それが、逆に女優としては難しかったです。
――そういう苦悩があったんですね(笑)。ちなみに、内藤さんの刑務官姿もかわいいと評判でしたが、ご自身はどう思いますか?
内藤 やっぱり、制服を着ると、気分は変わりますよね。男の人みたいにネクタイをして、ボタンもちゃんと締めることなんて、ふだんないので(笑)。キチッとした気持ちになりますね。
――『女囚セブン』はどこで撮影されていたんですか? 刑務所のセットが、実にリアルでしたけど。
内藤 茨城県です。あの刑務所は、実は本物の廃病院を使っているんです。
――へえ~。じゃあ、撮影のたび、茨城県まで!?
内藤 はい。だから、毎回、早朝から特急電車に乗って、電車の中でお弁当を食べながら。小旅行って感じでしたね。
――でも、行き先は廃病院……怖くなかったですか?
内藤 建物を実際に見たときは“ヒィ~!”となりましたね。そこで撮影が行われるのも初めてだったみたいで、盛り塩とかもしてありました。
――怖っ。何か変わったことはありましたか?
内藤 大丈夫でしたね。お化けを見ることも、誰かがケガしたりすることもなく、無事に撮影は終わりました。ただ……。