■ダウンタウンの松本人志も『みなおか』参戦へ前向き

 なぜ彼らは大物たちに、ここまで信頼されるのか。「とんねるずのお二人は、自分たちのジャンルを固定せず、歌にもドラマにも映画にも顔を出し、素人のまま、プロのルールに縛られずに好き勝手やって、各業界に大きな風穴をいくつも開けてきました。一見、無礼にも見えますが、要は素人ですから、その道のプロから競争相手に見られない。それでいて、高校運動部の縦社会で育った経験から、上下関係にきっちりしていて礼儀正しいので、どこへ行ってもかわいがられる。究極の“人たらし”なんですよ」(お笑い評論家のラリー遠田氏)

 もちろん、同じ芸人仲間も、とんねるずの功績に敬意を表しており、今後の協力態勢もバッチリという。「『みなおか』を通じて、当代きっての番組MCへと成長していったバナナマンや有吉弘行は、ともに自身の冠ラジオ番組で“寂しい”と同番組の終了に言及し、“(3月までに)機会があれば、ぜひ出させていただきたい”と話していました」(お笑い関係者)

 驚いたのは、不仲説もささやかれていた西のライバル、ダウンタウンの松本人志までもが『ワイドナショー』(フジ系)で、「(仲は)悪くないよ。先輩なんやもん。呼んでくれたらいつでも行くって言ってる。ただ浜田が……」とギャグ混じりながら、『みなおか』参戦へ前向きな姿勢を見せたことだ。「とんねるずとダウンタウンの共演が実現すれば、『笑っていいとも!』の最終回以来。それを契機に2組による新たな番組でも始まれば、ブーム再燃もありえますよ」(前同)

 まだ50代半ば。“もう一花”に期待したい!

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