セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン…コンビニ「冬の最新“あったか商品”」7番勝負!の画像
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 季節ごとに魅力的な商品を送り出すコンビニ。特に現在は、セブン、ローソン、ファミマの3大チェーンがシノギを削り、アイデアと技術が溢れる品々の開発に注力しているので、我々消費者も、その一挙手一投足から目が離せない状況だ。3大チェーンすべてでアルバイト経験がある週刊誌記者が話す。「年末は、ケーキやチキンに加えて、おせちなど単価の高い特別商品が多く出され、これに付随して一般の新商品も目白押し。これは、イベント事が多い背景もありますが、通常のコンビニにとっては1~2月が最も売り上げが落ち込むからです。その分をカバーできるよう、一つ一つの商品にかなり力を注いでいる時期でもあるんです」

 そこで、コンビニ商品が群雄割拠する冬に、日本国民が本当に買うべき商品はどれか、実地調査した!

■ブリトー系商品が激ウマ!

 前出の週刊誌記者が、冬と聞いて思い浮かぶのが、ブリトー系商品だと言う。「サンドイッチコーナー近辺に置いてあるこの商品は、セブンでは『ブリトー』の名前で伊藤ハムが製造、ローソンとファミマでは『トルティーヤ』の名前で、いずれも丸大が製造しています。コンビニのレンジで25秒前後チンするだけで、モチモチのトルティーヤと中の具材がよく絡んで激ウマ。腹持ちもいいうえに、体が温まると人気です」

 セブンでは、秋冬に中華まんなどと並んでブリトーが、かなりの売り上げになるというが、他の2社では、それほどではないという。「この“差”は、かつての“トルティーヤは皮がぶ厚くてハムもモソモソしているという”イメージを大きく引きずっていると思います。ところが現在は、これが改善され、実力伯仲」(前同)

 本誌も3社の「ハムチーズ味」を食べ比べ、ローソンもファミマも皮が薄くなって、具材もジューシーになっているスクープをつかむことに成功した。結果から言えば、セブンが最高位に代わりはないが、ファミマは、それに肉薄するレベルだった。さらなる改良で、世代交代もありうる状況だ。一方のローソンは、チーズのえぐみが強すぎるのと、トルティーヤの“孤立感”が否めなく、2段は落ちる情勢か。「ブリトーだけでなく、毎年改革が行われるおでんや、進化著しいチルドラーメンなど、冬商品をぜひ食べ比べてください」(同)

 セブンが、ブリトーでまずは1冠となったが、それでは他の分野では、どの商品が“必買い”なのか、その結果を見てもらいたい!

■チンするだけの本格派 レンジラーメン

【1位】熟成麺の大判叉焼のせ信州味噌ラーメン(550円/セブンイレブン)

 王者に君臨したのは、見た目もインパクトもあるこれ。太麺のプリモチ感と信州味噌のコク、炒め野菜の香ばしさが最高。大きな叉焼は話題のラーメン店のものと同レベルのトロトロ感と味わいだ。

【2位】熟成中華麺酸辣湯麺(460円/セブンイレブン)

 ラーメン店の不要論すら出てくる、チルドラーメンの進化を見せつける逸品。辛さと酸味は、苦手な人でもおいしく食べられて、好きな人でも満足できる絶妙さ。セブンの開発力に、ただただ脱帽。

【3位】味噌ラーメン(520円/ファミリーマート)

 3種の味噌を使用したというスープは、コクの強さが口いっぱいに広がる。中華麺のモチモチ食感は、噛む楽しみを教えてくれる。チャーシューに、たっぷりのコーンとねぎなどの具材の豊富さも◎。

【4位】豚骨ラーメン(540円/ファミリーマート)

 コンビニでは難しいとされる豚骨ラーメンで、現在の最新形がコレ。麺は細麺でないのは仕方ないが、スープの完成度や、きくらげ、高菜炒め、ねぎなど具材とのコラボ感は称賛されるべきだろう。

【5位】ごま豆乳担々麺(378円/セブンイレブン)

 セブン担担麺の最強系。スープに豆乳と練りゴマを使用したことで、香りもコクも超一級になった。肉味噌、小松菜、白髪ねぎとの絡みもよく、縮れ麺との相性も抜群。誰もがリピ買い必至になる。

【6位】トマトラーメン(378円/セブンイレブン)

 混迷する日本社会にセブンが送り出す、まさかの激ウマ商品。“女の食い物じゃないの!?” なんて邪念は捨て去って、ぜひ一度食べてほしい。旨みの強さは、中年男にこそ相応しい珠玉の一杯だ。

【7位】麺屋ようすけ監修チャーシューメン(498円/ローソン)

 栃木県の佐野ラーメンの人気店とコラボ。平打ち麺と鶏ガラスープが他のコンビニラーメンと一線を画し、ホロホロのチャーシューもたっぷり搭載された。見た目よりあっさりで、ペロリといける。

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