「1日5分簡単ダイエット」でビール腹をヘコませる!の画像
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 締まりのない体にウンザリしながらも運動する気はゼロ。そんな貴方に1回だけ試してほしいのが、こちらです!

 プヨプヨ、ブヨブヨの腹を撫で「コレ、どうにかならんかのぉ」と、ため息まじりの熟年男性。かく言う50代記者もその一人で、これまで様々なダイエットにトライした。早朝ジョギングに糖質制限、ビートたけしもやっている1日1食やスロトレ(スロー筋トレ)などなど。だけど、どれも長続きしないんですよねえ。時間を取られ、毎日続けるのがキツいせいもある。そんな怠惰な記者の耳に飛び込んだのが、1日5分、簡単にできて効果抜群の「インナーマッスル強化ダイエット」の情報だ。そんな都合のいい話、本当にあるのだろうか? さっそく、パーソナルトレーナーで、柔道整復師の竹川圭祐氏を訪ねた。

■インナーマッスルの強化が効果的

 インナーマッスル(内側の筋肉)とは、関節を固定したり姿勢を保つ働きをする筋肉で、腹直筋や上腕筋などのアウターマッスル(外側の筋肉)とはかなり違うという。「アウターマッスルには、高重量ををかけた筋トレが必要ですが、インナーマッスルは低負荷の運動で十分。簡単に強化できるんです」(竹川氏=以下同)

 インナーマッスルを強化すると、姿勢や体のバランスを保つことができる。「姿勢が良くなり、背筋も伸びるので、お腹も締まって見えます」

 また、丸まった猫背では浅い呼吸しかできないが、姿勢が良くなれば呼吸も深くなるので、細胞の隅々まで酸素が行きわたり、代謝がアップ。さらに、姿勢が良くなると他の筋肉に余計な負担がかからなくなり、血行も良くなるので、カロリー消費が増えてダイエット効果につながるという理屈だ。「体のバランスがよくなって、歩いているときでも、つまずいたりすることがなくなり、腰痛や五十肩も改善します。私がリハビリを指導した患者さんでも、インナーマッスルを鍛えることで、再び普通に歩けるようになった方もいました」

 ムキムキの体にはアウターマッスルが必要だが、中年太りとブヨ腹解消にはインナーマッスルを鍛えるほうが断然、効果的だ。ただし、これには、きちんとポイントを押さえたエクササイズが必要。今回は特に中高年の悩みのタネ、ビール腹や垂れ尻に効果があるインナーマッスル運動を指導してもらった。(ポイントは写真及びキャプションを参照)。

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