――歌によって、人生にも影響を与える幸子さんは、若い人たちにとって文字どおりのカリスマですね。

小林 カリスマというよりは、母親っぽい立ち位置なのかも。イベントで歌っているときも「お母さ~ん!」って書き込みもありますし(笑)。

――母親ですか?

小林 もともと、私は『ポケモン』(=アニメ『ポケットモンスター』)の劇場版の第1作のエンディングテーマを歌ったりもしていて。中川翔子ちゃんだったり、テレビ番組の若いスタッフの方たちには、子どもの頃からご縁があるみたいなんです。しょこたんからは、いまだに“神”と呼ばれていますし(笑)。

■結婚7年目、夫婦円満の秘訣は!?

――一方、プライベートでは、2011年に医療関連会社社長のご主人と入籍。結婚生活7年目に突入しましたが、いかがですか?

小林 仲良しですよ。毎年、海外旅行にも連れて行ってくれて。最近はフィンランドにオーロラを見に行きました。現地では見られなかったんですが、帰りの飛行機の窓から見えて(笑)。

――一緒に海外旅行とは本当に仲睦まじいですね。夫婦円満の秘訣は何ですか?

小林 主人は私に主婦を望んでいませんからね、まったく。

――お互いの仕事を尊重していると?

小林 そうですね。夫婦で仕事の話もしますけど、お互いジャンルが全然違うから面白いんです。夫婦喧嘩もほとんどしませんよ。主人は最初から喧嘩にならないように話を持っていきますし、万が一喧嘩になりそうなときは話題を変えたり、そのへんが天才的にうまい。なので、どちらが謝るとか、謝らないとかにならないんです。私のほうが年は上ですけど、向こうが一枚上手かなと(笑)。2人ともお酒が好きなので、いつも一緒に家飲みしていますよ。主人は料理も得意なので、私が忙しいときは食事やおつまみを作ってくれたり。

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