■日本酒やビール、ワイン、何でも飲みます!
――お酒はどういう飲まれ方をするのですか?
小林 日本酒はもちろん、ビールやワイン、シャンパン、ウォッカと何でも飲みます。外で飲むときは、酔ってくるとすぐに自分で分かるので、「じゃあ、お先に!」って帰っちゃう。たくさん飲むんですけど、ピッチがすごく速いです(笑)。
――自己管理をしっかりされているんですね。では、酒の場で醜態は見せない?
小林 酔っ払って訳が分からなくなったことはないと思います。ただ……。
――ただ?
小林 酔っ払って家に帰っても、結局また飲んじゃうんですよ。家飲みが大好きなので(笑)。
――本当にお酒が好きなんですね!
小林 そうなんですよ。お酒を飲みながらおつまみを作って結局、台所で終わっちゃうみたいな(笑)。
――昨年9月には、日本酒も初プロデュースされたんですよね。
小林 私の故郷である新潟の北雪酒造さんにお声をかけていただいて、新潟を舞台にした私の曲と同じタイトルの『越後情話』という日本酒です。
――お酒好きということでこだわりもあったとか?
小林 プロデュースさせていただくにあたり、「私はこっちがいい!」とか、かなり試飲もさせていただいて。自分でプロデュースしておいて言うのもなんですけど、本当においしいです! 女性向けではあるんですけど、けっこうパンチが効いていて、男性にもきっと気に入っていただけると思います。ボトルの色は深いブルーなんですけど、越後の日本海をイメージしているんです。思い浮かべながら、飲んでいただきたいですね。
――最後に今後の抱負をお願いします。
小林 私は演歌で育ててもらったので、演歌の世界を大切にしていきたい。そのことはずっと変わらないのですが、同時にまた新たな世界にも挑戦していきたいです。ファンの皆さんや周りの方々のおかげで、やりたいことをやらせてもらっている今がとても幸せなので。せっかくの人生、遊び心も大切にして、たくさん仕事をして、たくさん笑いたいと思っています!
10歳で芸能界デビューし、半世紀以上にわたって時代の最前線で活躍し続けている小林幸子さん。「思い込みを捨て、思いつきを拾う」との名言が胸を打つ一方、言葉だけでは終わらないその有言実行の生き様こそ、世代を超えて老若男女に支持される理由なのだろう。やはり“ラスボス”は伊達ではない!
小林幸子(こばやし・さちこ)
1953年12月5日、新潟県生まれ。64年10歳でデビュー。79年『おもいで酒』が200万枚突破の大ヒットとなり、日本レコード大賞「最優秀歌唱賞」を始め数々の歌唱賞を受賞。2017年12月にシングル『存在証明』を発売。現在、コンサートツアー開催中。6月1日から舞台『「熱海五郎一座」新橋演舞場シリーズ5周年記念』にゲスト出演。
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