■議員会館連れ込みを徹底検証

――そういえば今年1月、『週刊ポスト』で、日本維新の会の東徹議員の政策秘書が出会い系アプリで知り合った女性を、議員会館の事務室に連れ込んだことが報道されています。秘書仲間としていかがでしょうか?

神澤 ありましたね。あれはちょっとした騒ぎでした。

永田 女性秘書たちの間では、ひたすら「なんで事務室?」「セコい」「キモい」と話題でした。でも、確かに、今の議員会館は昔と違って音が漏れないから、できるんですよね。

神澤 ちなみに本人は、当時も今も否定しているそうです。

赤坂 でも、オジサン秘書たちは本気で検証していましたよ。「ティッシュを処理する描写がないから記事の信憑性は怪しい」とか(笑)。

永田 オジサン議員たちは、「そんないいアプリ、やってみたい!」って盛り上がっていました……ハァ。

神澤 やっぱり、秘書仕事も含めて永田町はズレているんでしょうね。先日、一般企業の友人に、ボスに頼まれればシャツのボタンをつけるし、朝のトーストも焼くという話をしたら、「議員秘書はメイドなの?」って言われました(苦笑)。いろいろな面で、永田町は変わっていかないとですね。

――今日は、ありがとうございました!

  • ※1=朝日新聞は、3月2日付の朝刊で、森友学園への国有地格安売却問題を巡り、財務省が学園との契約に関する決裁文書を書き換えた疑いを報じた。
  • ※2=3月19日、自民党の和田政宗参院議員は、参院予算委員会で、「太田理財局長は、民主党政権時代の野田総理の秘書官を務めていて、かつ増税派だから、アベノミクスをつぶし、安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないか」と質問。後に議事録から削除された。
  • ※3=3月22日発売の『週刊文春』で、山尾志桜里議員の不倫報道のお相手の倉持麟太郎弁護士の元妻が「夫と息子を返して」と訴えた。

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