昨年、本誌でセクシーグラビアを披露した大久保さんがインタビュー初登場。女優として一味違う表情を見せた映画『ラブ×ドック』の撮影秘話から、グラビア撮影の裏話まで、情報てんこ盛りでお届け!
■映画『ラブ×ドック』で吉田羊と共演
――バラエティ番組ではお見掛けしない日がないくらいの大久保さんですが、今度公開される映画『ラブ×ドック』にも出演されていますね。これまでもドラマや映画には出演されていますが、やはり芸人と女優とでは心構えは違いますか?
大久保 自分ではこういう芝居をやろうとかって考えてできるタイプではないので、なるべくリラックスしてバラエティとあまり変わらない感じのリラックス加減でできたらいいな~とは、思いながら演じましたね。
――物語は吉田羊さん演じるパティシエ・飛鳥のラブコメもの。大久保さんが演じたのは、飛鳥の親友でシングルマザーの千種。
大久保 映画の前半では妊婦役だったんですが、その役自体が初めての体験でしたね。長い時間、お腹に“あんこ(詰め物)”を入れてというのは。お腹が出ている分、下の視界が見えなくなるし、重さもあるし。動きが制限されるので、つくづく妊婦さんって大変だなって実感しましたね。
――後半は母親役でしたね。
大久保 子役さんとお仕事すると、待ち時間にちょっと話したり、二人だけの時間があるので“子どもがいるとこんな感じなのかな”って思いましたね。でも、ホントのお母さんが近くにいるんで基本はそっちに行っちゃうんですが。しょうがないですけどね(笑)。
――共演された吉田羊さんの印象はいかがでした?
大久保 ご一緒させていただいたのは今回が初めて。とても気さくで、女優さんって感じがしない方でしたね。実は私、ちょっと人見知りするほうなんですけど、すごく現場に入りやすい空気を作ってくださって。なんか、芸人寄りの匂いがするなって感じましたね。
――演じるうえで、千種の気持ちを考えたんですか。
大久保 考えて、どうのこうのって言うよりは、本当にそういう気持ちに自然になれたというか……。
――役に入り込んでいたんですね。
大久保 そう書いておいてください(笑)。
■玉木宏、野村周平、吉田鋼太郎の中で好みのタイプは?
――今回は玉木宏さん、野村周平さん、吉田鋼太郎さんといったイケメン男優陣も出てきますね。
大久保 そこは若干、気後れするところはありましたね。だから舐められたらダメだと思って、なんでもないような感じで振る舞っていましたが、内心はもうバクバクでしたね(笑)。カメラが回ると演技だと割り切れちゃうけど、待ち時間とかカメラが回っていないところのほうが緊張しましたね。どうコミュニケーションを取ったらいいのかとか。あんまりグイグイ行くと“なんだ、このおばさんは”って思われないだろうかとか(笑)。
――それじゃ、あまりしゃべれなかったんですか?
大久保 子役の子がいたんで、その子にうまく橋渡しみたいな感じになってもらって。だいぶ助かりましたね(笑)。
――劇中、飛鳥は玉木さん、野村さん、吉田さん、といった違うタイプの男性に恋しますが、大久保さんだったらどの方が好み?
大久保 どうでしょうね~。もし3人が言い寄ってくれたら、ま、一通り全員にハマると思いますけど(笑)。
――アハハハ(笑)。欲張り……失礼(汗)、大久保さんらしいですね。
大久保 でも、しいて言えば吉田鋼太郎さんのね、シブい感じにイッちゃいそうですね。優柔不断なんだけど、優しい……ところに。典型的なダメなおじさんなんですけどね(笑)。