サッカー日本代表「歴代監督」もっとも評価できるのは誰?の画像
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 6月14日にロシアで開幕する「2018FIFAワールドカップ」。大会直前に日本代表監督がヴァヒド・ハリルホジッチ氏から西野朗氏に交代するなど、なにかと話題を振りまいており、関心を持っている人も多いだろう。そこで今回は、Jリーグ発足以降に就任した、サッカー日本代表の歴代監督の中で「最も評価できる人物」を、サッカーファンの男女100人に聞いてみた。

 まず第5位(7%)は、2014年~2015年に監督を務めたハビエル・アギーレ氏。メキシコ出身で現役時代は1986年にワールドカップに出場。2001年にはメキシコ代表監督に就任し、02年のワールドカップでは同代表をベスト16に導いた。そんなアギーレ氏を選んだ理由には、「選手交代が適切だった」(30代/女性)との声があった。さらに、「かっこいいところ」(50代/男性)、「オシャレ」(40代/男性)など、ルックスに関する意見も多かった。八百長に関与した疑惑により、短期間で契約を解除されてしまったが、もし続けていたらどういう結果を残していただろうか。

 続く第4位(10%)は、02~06年の監督だったジーコ氏がランクイン。ブラジル出身で現役時代は1978年、82年、86年のワールドカップに出場し、日本ではJリーグ草創期に鹿島アントラーズで活躍した。日本代表監督としてはAFCアジアカップ2004でチームを優勝に導き、06年にワールドカップへの出場を決めている。ジーコを選んだ人からは「Jリーグが発足した頃から、日本サッカーの発展に貢献してきた」(20代/女性)との声が多く、歴代の中で最も親しみを感じる監督のようだ。他には「攻撃的なサッカーが魅力」(50代/男性)、「選手の個性を磨く」(40代/男性)など、戦術や指導法を評価している人も多かった。

 第3位(14%)には、06~07年の監督、イビチャ・オシム氏が選ばれた。ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)出身のオシム氏は、日本ではジェフユナイテッド市原の監督を務めた後、06年に日本代表監督に就任。キャリアが豊富で理知的なサッカー観を持っていたこともあり、「選手一人一人と話し合い、選手に合ったやり方ができる」(40代/男性)、「日本人に合った育成と戦略に優れていた」(70代/男性)、「既成概念にとらわれず幅広く選手を代表に招集したから」(50代/男性)など、その手法が絶賛されていた。

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