ファミマの金沢風カレーに、セブンイレブンのすみれチャーハンまで!「コンビニ中食」最強ランキング!の画像
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 現在、需要が伸びている「中食」をご存じだろうか。「外食」に対する言葉で、要はテイクアウトして家で食事をすること。リラックスできない外食を敬遠し、家でゆっくり食事を楽しみたい人が増えているのだ。そんな人に向け、我らがコンビニも商品開発に躍起。中食を充実させるための、素晴らしき商品を投入してくれている。

 そこで今回は、食事、惣菜、パン、デザートの4部門ごとに、マジでうまい最強ランキングを決定した。とは言っても、コンビニは一般市民にとって身近な存在だけに、多くの人が知っている定番メニューも多い。それを考慮し、今回、ランキングに掲載したのはド定番商品を抜かし、比較的新しめの商品ばかりだ。読者の中には、「あれ、こんなの、あったっけ?」「意外な商品メニューばかり」との声もあるだろうが、それは最新メニューまで反映させたから。逆に言えば、コンビニ商品の世界は、それだけ日進月歩の進化をしているのだ。「セブンの場合、弁当系の新商品が入るのは毎週火曜日。また、通称“加食”と呼ぶカップ麺などの商品や、お菓子類は火曜・水曜に入ってきますから、週の真ん中は注意してみてください」(セブンイレブン店員)

 たとえば、今回、弁当部門で1位になったのはファミマの金沢風カレー。「コンビニ弁当というと、少し前まではセブン一強が業界の常識でしたが、最近はファミマが躍進。まだ当たり外れも多いんですが、数多くの“マストバイ商品”を送り出しています。今年度だけで3つの工場を新設する予定ですから、さらなる進化が期待されますよ」(交通ジャーナリストの村松虎太郎氏)

 ちなみに2位のすみれチャーハンと、惣菜部門の1、2位は、実は冷食。「コンビニで食事というと弁当コーナーばかりに目が行きがちですが、中食需要に応えるため、業界全体として冷食にかなり注力しています。冷食の特徴は、できたてのようなおいしさを驚くほどの低価格で実現していること。一度、試してほしいですね」(前同)

 数ある商品群の中でも、村松氏がオススメだというのは、惣菜であれば今回のランキングにも入っている「三元豚のロースかつ煮」「牛カルビ焼き」(いずれもセブン)。また、食事系で言えば、「セブンとファミマのピザは、トマトのジューシー感が、その場で焼いたような“臨場感”を感じさせます。また、3社すべてで共通しておいしいのが、つけ麺。300円前後で買えるんですが、お店で1000円出して食べるのと大きく変わりません」(同)

 また、最近は時間限定で値引きしていることも多く、ローソンは毎週金曜日の午後4時以降に、20%割引のタイムセールを開催(対象商品は確認を!)。こうしたサービスは定期的に行われるため、ぜひ確認して活用してほしい。

 また、今回はランキング入りしなかった定番商品でオススメは何か。村松氏に聞いてみると、「セブンなら、『特製!炭火焼牛カルビ弁当』『イカフライおかか御飯』『炙り焼さば御飯』でしょうか。また、『つぶつぶコーンスティック』『練乳ミルククリームの香ばしフランス』などパンも充実していますよね。ローソンなら、レジ横の『Lチキ』『ゲンコツメンチ』は必須。ファミマなら、プレミアム系商品が高確率で大当たりが出るので、狙い目と言えますよ」

 身近で生活に欠かせないコンビニ。その魅力を、本誌はこれからも追求していきます!

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