■生稲晃子は六本木で鉄板焼きの店を経営

 芸能活動以外の場にも、逢いに行ける元アイドルも何人かいる。おニャン子クラブの会員番号40番で、工藤静香(48)らと「うしろ髪ひかれ隊」としてデビューした生稲晃子(50)は、夫と六本木で『佐吉』という鉄板焼きの店を経営している。「大衆的な店で、2時間飲み放題で4000円というコースもあります。本人が接客することも頻繁にあるようです。おニャン子が運んでくれたビールは味も格別でしょう」(前同)

 “ポストおニャン子”的な位置づけだった乙女塾の出身で、5人組ユニット『CoCo』のメンバーだった宮前真樹(45)は、表参道駅の近くにカフェ・レストランをオープンさせた。「『エムナチュール』というイタリアンの店で、味は本格派ながら、料金はリーズナブル。ランチ営業もやっているので、気軽に食べにいけると思います」(ウェブ系ライター)

 同じ乙女塾出身で、3人組ユニット『Ribbon』の一員だった松野有里巳(45)は、芸能活動も続けつつ、スポーツインストラクターとして忙しい日々を送っている。「大手のフィットネスクラブ『ティップネス』などでエアロビクスやフラダンスなど週に何本ものレギュラーレッスンを持っているんです」(前同) こうしたプログラムは、随時変動するが、8月はティップネスの吉祥寺、三軒茶屋、下北沢などの店舗で、彼女が受け持つレッスンが予定されている。

 文化人的な活動を展開しており、講演会で逢えるのが、今もアイドル時代と変わらぬかわいらしさが評判の菊池桃子(50)だ。彼女は40歳を過ぎてから大学院で学び、政策学の修士号を取得し、母校である短大の客員教授に就任。その後は、「1億総活躍国民会議」の民間議員に選出された(現在は退任)。抜群の知名度に、こうした経歴がプラスされたため、講演のオファーが絶えない。「彼女はアイドル時代に、ラジオのレギュラー番組を同時に3本持っていたこともあり、トークは洗練されている。それにナレーターとしても売れっ子であることからも分かるように、声の魅力もあります」(アイドルライター) 8月8日(水)に大阪、18日(土)に佐賀で講演予定だ。

 年齢を重ねたアイドルたちは、ファンのありがたさを痛感しており、紳士的に接すれば誰でも温かく迎え入れてくれる。今こそ、青春時代に憧れた高嶺の花に逢いに行こうではないか!

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