■阿部菜々実、間島和奏、長月翠が対決!
――皆さん、本気でアイドルになりたいということですね。さて、ここで『ラストアイドル』という番組の構造を確認させてください。まず昨年8月の開始時点で、約5000人の中から選ばれた、間島さん、長月さんを含む“究極のアイドルグループ”の暫定メンバー7名がいたと。
間島 そうですね。
――ファーストシーズンでは、毎週挑戦者が1名登場し、7名のうちの誰かと歌で対決。挑戦者が勝った場合は暫定メンバーが入れ替わるというものでした。放送10回目で、暫定メンバーのセンターだった間島さんが、挑戦者の阿部さんにその座を奪われた。アレは、観ていてキツい展開でしたね。
間島 私にとって夢がかなうかどうかの瀬戸際で……。だから、ファーストシーズンが一番苦しかったですね。
長月 和奏ちゃんが、どうにかなっちゃうんじゃないかと心配でした。
間島 ただ、正々堂々と戦って負けたので、(阿部)菜々実ちゃんに対して「なんで、この子が!」というのは全然なくて。
――その頃は、楽屋で交流はあったのですか?
長月 いや、お葬式みたいな雰囲気でした(笑)。
間島 必要最低限の会話しかなかったですね。でも、コンサートや、映画の撮影など、一緒に行動する機会が増えたので、自然に仲良しになりました。
――流れを追っていくと、長月さんはその後、別の挑戦者に敗退。ところが、敗者復活戦で暫定メンバーに復帰。結局、勝ち残った阿部さん、長月さんら7名は正式に『ラストアイドル』としてデビューします。
長月 そうですね。
――それと前後して、敗戦したメンバーによる4つのセカンドユニットも誕生。間島さんは『サムデイ・サムウェア』、長月さんは兼任で『シュークリームロケッツ』のメンバーにも。
間島 うれしかったですね。