■小室哲哉やつんく♂にプロデュース
――そしてセカンドシーズン以降は、各ユニットを、いろいろな人がプロデュースする「プロデューサーバトル」企画が進行中ですね。
阿部 あんなにすごいプロデューサーの方たちとお会いできたのは貴重な体験でした。
――阿部さんたち7名は、小室哲哉さんにプロデュースされましたね。
阿部 すごく優しい方で、「歌は練習しなくてもいいよ。そのまま、自分の歌を歌えばいいよ」と、おっしゃってくださいました。
長月 でも、それを真に受けて何もしないメンバーがいたんですよ(笑)。
――アハハ。次の後藤次利さんはどんな印象でした?
長月 最初、スタジオに入ったらギターを抱えていらして……。その姿が、すごくカッコよかったですね!
阿部 後藤さんは、いいところを見つけてくださり、そこから改善点をアドバイスしてくれるんです。
――一方、長月さんは『シュークリームロケッツ』で、つんく♂さんにいじられていましたね。
長月 気を遣わないような空気を作ってくださって。それに、全部を見抜いていて、隠れてミスしたところも、ちゃんと分かっているんです。つんく♂さんには隠し事はできない(笑)!
――間島さんの所属ユニットは、指原莉乃さんのプロデュースでしたね。
間島 お会いした瞬間、“カワイイ~!!”と感激しちゃうほど、キラキラしていました。それに、褒めて伸ばしてくださる方で、的確にアドバイスをいただきました。
――具体的には?
間島 カメラの見方とか。たとえば顔をカメラに抜かれたとき、私は途中で目線をそらしちゃっていたんですけど、10秒なら10秒間、テレビの向こうに人がいると思って、ずーっと見つめ続けたほうがいいって、教えていただきました。あと最初に、「やせろ」とガッツリ言われました(笑)。そこはありがたかったです。
――ダイエットといえば長月さんですが、14キロ減量の秘訣は?
長月 究極は「食べない」。
――でも、グループ名的にもシュークリームの差し入れが届きがちなのでは?
長月 あるんですよね~(笑)。だから、やせているメンバーにあげています。なな(阿部)とか。
――ライバルを太らせようとしているとか(笑)!?
長月 違いますよ~。ななって、めっちゃ食べるんですけど、全然太らないんですよ。
――そうなんですか?
阿部 今のところは。
間島 いいなあ。そんな人生をおくりたかった。
――さて話を戻しますが、総合プロデュースをされている秋元康さんの印象は?
間島 私たちのことを誰よりも考えてくださっているんだなと思います。そうじゃないと、書けないような歌詞をくださるんです。
長月 あまりお会いできないんですが、以前、ライブ会場で偶然、お会いできたんです。緊張して「お疲れ様です」って小さな声で挨拶したら、「今日も頑張ってね。どうのこうの」って。もうキューンとしちゃって、めちゃめちゃご機嫌になっちゃいました!
――それなのに、「どうのこうの」なの(笑)!?
長月 そこは、私と秋元さんの秘密の会話ですよ。