■愛犬と小説がたけしの生活の中心に

 愛犬の世話と小説――この2つが、現在のたけしの生活の中心になっているというのだ。まるで、俗世からリタイアしたような生活。古巣であるオフィス北野の混乱にも、まったく無関心だという。

「オフィス北野は稼ぎ頭のたけしさんが去り、たけし軍団のメンバーを中心に再建に向け奮闘しているところです。ところが、たけしさんの移籍をきっかけに大量にマネージャーやスタッフが退社してしまったため、現在、芸能事務所としての業務がまともにこなせていないのが実情です」(前出の映画関係者)

 事実、同事務所のHP上では、「マネージャー募集」が告知されているが、事態はかなり深刻なようだ。「森社長はすぐにでも辞めたくて仕方ないんですが、その前にタレントのマネジメントができる“代役”を立てるよう、軍団メンバーに迫られているようです。そのため、老舗芸能事務所の幹部などを必死に口説いているようですが、誰も引き受けてくれないといいます」(前同)

 君子豹変す――。今まで片時も離れなかった弟子たちの苦境を一顧だにせず、たけしは小説執筆に悠々自適な生活中。今後、文学史に残る大作をものすることもありそうだ。だが、“芸人”たけしがセミリタイアなどせず、テレビで大暴れする様を、まだまだ見ていたいと思うファンも、多いのだが……。

■趣味人!「たけしのマルチな才能」一覧

【ゴルフ】暴行事件で謹慎中はゴルフ漬け生活。クラブメーカー『RYOMA』のCMキャラも務める。

【草野球】1980年代は、軍団と草野球に明け暮れていた。コントロールがよいためピッチャーを担当。

【絵画】個展を開くほどの実力。海外からの評価も高く、北野映画に作品を登場させることも多い。

【ピアノ】ピアノを弾けたほうが芸の幅が広がると考え、一時期、プロに集中レッスンを受け、習得。

【タップダンス】浅草『フランス座』のエレベーターボーイ時代に、師匠の深見千三郎氏に教えられ習得。

【ボクシング】学生時代にジムに通っていたと告白。喧嘩はボクシングスタイルでこなし、強者だという。

【小説】多数発表しているが、『アナログ』以前はゴーストがいたことを告白。現在執筆に没頭中。

【カラオケ】大のカラオケ好き。サザンオールスターズ好きで『マンピーのG★SPOT』などを持ち歌に。

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