東出昌大
東出昌大

 ミステリーやサスペンスドラマや映画などで欠かせない犯人役。追いかける側はもちろん、犯人役に抜擢された俳優に魅力があれば、作品自体もより面白くなることだろう。今回は、10~50代の男女100人に、現在活躍中の男性俳優のうち、最も「犯人役が似合うのは誰か」を、聞いてみた。

 まず第4位は、同率で東出昌大、温水洋一、ビートたけしの3人が選ばれた。

 東出は高身長のイケメン俳優として女性からの人気が高いが、ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)や映画『寄生獣』では、狂気を感じさせる演技が話題になった。選んだ理由にも、「サイコパスな犯人役が似合いそう」(50歳/女性/主婦)、「ヤバめの演技ができるから」(31歳/女性/主婦)などの意見が寄せられている。

 バラエティなどにも多く出演し、ほのぼのとした人柄で知られる温水は、個性派のバイプレイヤーだ。最近では、特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系)で謎の執事を演じ、子どもからの知名度もアップしている。選ばれた理由には「挙動不審だから」(43歳/女性/主婦)、「こずるい役が似合いそう」(33歳/女性/主婦)、「チープな犯人役にハマる」(27歳/女性/総務・人事・事務)など、なんとも微妙なコメントが並んだ。しかし、そういった役をやらせればピカイチという証拠かもしれない。

 そして、ビートたけしは「裏社会が似合う」(55歳/男性/公務員)、「頭のいい犯人に向いている」(57歳/女性)、「迫力がある」(55歳/男性/総務・人事・事務)という理由で選ばれていた。自身が監督、出演した『アウトレイジ』シリーズの印象が強かったようだ。

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