■第1位は「クズ役ばかり」を自認するイケメン俳優!

 第2位には、同率で松山ケンイチ遠藤憲一がランクイン。

 カメレオン俳優という評価をされることが多い松山は、2016年公開の映画『怒り』で夫婦殺害事件の犯人として疑いをかけられる男性役が好評だった。松山を選んだ人からは「心理戦に強そうだから」(55歳/男性)、「悪い役が合う顔をしているから」(28歳/男性/学生・フリーター)という意見や、「演技が上手なので、どんな犯人役でも似合いそう」(55歳/男性/総務・人事・事務)と、演技力の高さが評価されていた。

 こわもてながら、最近では人情派な役も多く、ドラマや映画に引っ張りだこの遠藤。2017年下半期のNHK連続テレビ小説わろてんか』や、2018年には『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)、『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)など、多くのドラマに出演した。そんな遠藤には、「表情の豊かさや演技力で、似合いそうな俳優だと思ったので」(38歳/男性/学生・フリーター)、「ただの犯人ではなくて悲哀がにじみ出ている」(55歳/女性)、「こわもてだから」(20歳/女性/学生・フリーター)という声が寄せられた。10月からスタートした『ドロ刑-警視庁捜査三課-』(日テレ系)では、新米刑事の相棒を務める“大泥棒”役を熱演している。鋭い眼光は、犯人役にもピッタリ!?

 そして第1位に輝いたのは、藤原竜也だ。藤原は、2017年公開の映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の他、『デスノート』『藁の盾』など、さまざまな作品で殺人犯役を演じており、テレビ番組で「クズの役しかこなくなった」と、自虐的な発言をしていたこともある。藤原を選んだ人からも「クズが似合う俳優1位」(41歳/女性/会社経営・役員)という声や、「怖い人の役が似合う」(31歳/女性/学生・フリーター)、「知的な犯人が似合う感じがする」(44歳/男性/研究・開発)という意見があった。

 ランク外には、「犯人には見えないから。違った一面が見れそう」(27歳/女性/総務・人事・事務)という理由で松本潤を選ぶ人や、「策士のようで、抜けている感じの犯人役が似合いそう」(36歳/男性/営業・販売)というムロツヨシ、「闇がありそうなイメージ」(38歳/女性/主婦)の向井理、「普通っぽい中にある怖さ」(53歳/女性)を感じさせる小泉孝太郎などの名前を挙げる人もいた。

 犯人役には、ルックスだけでなく、一見“いい人”に見えるような俳優が演じるとすごみが増すという場合もある。今回上位にランクインした、藤原竜也、松山ケンイチ、東出昌大などは、イケメンとしても名前が挙がる俳優たちだ。ふだんのイメージとのギャップも、犯人としての意外な説得力を感じさせるのかもしれない。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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