■モーニング娘。は、吉澤ひとみのひき逃げ事件の影響で…

 そんな中、当落線上ギリギリにいるのが、モーニング娘。だという。「今年、再ブレイクを果たし、20周年のモー娘。は出場確実とされていましたが、9月に発生した吉澤ひとみのひき逃げ事件をきっかけに、現状では白紙になりました」(芸能記者)

 だが、実はまだ完全に出場を逃したわけではない。「吉澤本人が謹慎などではなく即引退したことや、メンバー全員がすぐに謝罪したことなどで、今後、“罪もないメンバーがかわいそう”という風潮に傾く可能性があります。となると、直前まで猶予を設けるのではないでしょうか」(前同) モー娘。の運命は世論が握っているのかもしれない。

 さて、一昨年はタモリマツコ・デラックスがステージ外から中継し、昨年は内村光良が総合司会を務めるなど、バラエティ色が年々強まっているが、今年は、とんでもない仰天プランが浮上しているという。

「『あさイチ』で人気を博した元NHKアナウンサーである有働由美子の、“凱旋サプライズ出演”が囁かれているんです。彼女の人気が国民的なのは言わずもがな。本人も退職の際に“また、NHKで仕事がしたい”と言っていましたし、彼女自身、非常にフレキシブル。注目されることが嫌いではない性格であることもあり、オファーされたら断る理由はないのでは……」(黒川氏)と同時に、現在『あさイチ』の司会を務める博多華丸・大吉が、「バラエティ要員として出演するのでは」(前同)と噂されている。

 さらに、旬の芸人枠も注目されている。昨年はブルゾンちえみのための特別コーナーを設けて、米国人歌手オースティン・マホーンとともに会場を盛り上げていたことは記憶に新しいが、「今年は、みやぞんの特別演出が有力視されています。彼の芸は音楽ネタがメインですし、紅白との相性も抜群です」(前出の芸能記者)

 しかし、内部には懸念の声も少なくない。「昨年はブルゾン、今年はみやぞんと、『24時間テレビ』(日本テレビ系)のマラソンランナーとキャスティングが丸かぶり。NHKとしても、二番煎じとされるのは不本意でしょうし、アイデアの乏しさを露呈することになる」(前同)

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