■小川アナはTBSでも孤立する!?

「小川アナは退社後すぐに『NEWS23』に移籍ですから、円満退社ではないのは間違いない。昨年10月には『報ステ』を降板させられ、『AbemaPrime』(AbemaTV)に出演していますが、同番組では高校生時代の写真を出されたり、天使などのコスプレをさせられることに対して、『報ステ』時代の知人に不満を語っていたといいます。ジャーナリズム志向の強い小川アナですから、AbemaTVでのそうした扱いや『報ステ』への復帰が見込めないため、批判覚悟で『NEWS23』への移籍を決断したのではないでしょうか。小川アナMCの新体制の『News23』は6月からになるようです」(芸能記者)

『文春』では、小川アナを迎え入れるTBS側も大荒れの様相だと伝えており、他局のアナウンサーを引き抜いてまで『NEWS23』に起用したことに対して、TBSの若手女子アナは「私たちに番組を任せられないのか!?」と不満を爆発させているという。

「新天地のTBSでも、小川アナはしばらく孤立するかもしれませんね」(前出の芸能記者)

 小川アナと同じく、4月23日に34歳の誕生日を迎えるフリーアナの加藤綾子(33)も、“一人ぼっちの闘い”が強いられるかもしれない。

■カトパンは帯番組の過密スケジュールに耐えられるのか…

 加藤綾子は、4月1日からスタートするフジテレビ夕方帯のニュース番組『Live News it!』でMCを務めることになっているのだが、古巣での帯ニュース番組ということで、カトパンも気合十分かと思いきや、2月28日発売の『週刊新潮』(新潮社)には、加藤本人は“本意ではない”という記事が掲載されていた。

 2月22日に行われたフジテレビの定例会見で、宮内正喜社長が「抜群の知名度に加え、スタジオでの存在感、アナウンス能力も申し分ない」と加藤を絶賛。フジテレビの期待を一身に背負う加藤は3月6日に行われたフジテレビの4月番組改編発表会見に登場。「頑張りたいという気持ちがフツフツと沸いてきました」と新番組への意気込みを語った。

 だが、局内の一部では「情報、バラエティ中心にやってきた彼女に報道なんて無理」といった厳しい声も上がっているという。

 また、加藤が3年前にフジを退社したのは過密スケジュールに耐え切れなくなったことが大きな要因で、過去には本人が「帯番組はもう無理」と話していたともいわれる。

「カトパンの体調面もとても心配ですが、それ以上に懸念されるのが、新番組の内部が揉めていること。あまりにも急なリニューアルに納得していないスタッフが多いそうで、モチベーションが極めて低いそうです。いくらカトパンがやる気満々で乗り込んでも、ニュースを取材し、VTRを制作、編集するのはスタッフ。このままだといい番組作りは見込めないという声も聞こえてきます」(女子アナウオッチャー)

 加藤が担当するのは、現在平日の夕方に放送中の『プライムニュース イブニング』の後継番組。本来、全国ネットの報道番組を刷新するには、系列局の協力が不可欠なため、時間をかけて根回しをする必要があるという。しかし、今回はフジ側が押し切るかたちで、1月末にリニューアルを決定し4月スタートという無理を通したため、FNN系列の地方局はフジに対して合同の抗議文を叩きつけたともいわれている。

「新番組のスタッフの件、地方局の反乱、カトパンにはまったく非はありませんが、彼女も苦しい立場に立たされそうです」(前同)

 小川彩佳アナと加藤綾子。奇しくも同じ1985年生まれ、今年34歳を迎える女子アナ2人が直面しようとしている“一人ぼっちの闘い”。彼女たちはどう乗り切るのだろうか。じっくりと見守りたい。

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