北大路 そういえば、水着はいつまで続けるの?
藤田 そこなんですよ! ただ、私が水着を着てようが服を着ることになろうが、歌を歌うことに変わりはないから。
北大路 グラビアのDVDも出してるでしょ。じゃあ、あのへんもとりあえずは続けるつもりでいるんだ?
藤田 需要があればやることにはなるのかなぁと。続けたいとも思うしやめたいとも思います。そこに関しても確固たるこだわりが…(笑)。今、“水着を続けるべきか?”みたいな取り上げ方をしていただくことが多いんですけど、本人からしたら、こんな超どーでもいい悩みを聞いていただいてすみませんって感じになっているので。でも、なんか面白がられたいっていう気持ちはあるんですよ。だから馬鹿にされるのと紙一重ですが、まあ面白がってもらえてるうちは、とことんピエロになりたいって思いますね。
北大路 俳句の“俳”っていう字も“俳優人”(わざおぎ)からきているの。“俳優人”っていうのは今で言うピエロのことだね。もともと貴族の遊びとして短歌とか和歌が存在していて、そういう雅なものに対して、庶民側からの突き上げで出てきたものが俳句。だから、まさに俳句を作るっていうことはピエロになることなんですよ。
後編も音楽・グラビア問題について続々と暴露話が続きます。まさかの活動の原体験は俳句……? 独特すぎる恋愛観など。4月26日更新予定、お楽しみに!
(取材・文=佐藤麻亜弥/写真=秋澤玲央)
−北大路翼俳句塾−
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