■1990年(平成2年)7月16日号「桂銀淑『ぜ~んぶ魅せます』立川談志」
平成の初期、韓国の歌姫・桂銀淑の連載対談があった。その5回目に立川談志が登場した。「いまの日本は(中略)みんな子供なんです。相手のことをかまわずに、勝手気ままに自分の好きなことだけをしている」と、当時の日本の状況をぶった斬ると、矛先をテレビ界に向けた。
「カトちゃんケンちゃんとか、タケちゃんマンとか、全部子供になるわけです。子供になって子供と一緒に遊んで、子供からカネを取ろうという了見。(中略)テレビで受けているのはみんなガキ!」
さらに、「オレ、戒名をウンコクサイにしようと思っている」と暴走は続く。だが、芸の道に生きる先輩としては、「あなたも歌いたくない歌を歌っちゃダメ。あなたの本心と違う歌を歌って売れたってしょうがないよ」と、桂銀淑に指南した。
なお、談志は2011年(平成23年)に喉頭がんで死去。その戒名は「立川雲黒斎家元勝手居士」だった。
■1993年(平成5年)1月4日-11日号「美川憲一の『ちょっと、お元気ィ!?』岩下志麻」
『極道』の新作公開前に美川憲一の対談企画に志麻姐さんが登場。「初めは(映画に)、1~2本、趣味でやればいいと思って出たんです」と、大女優が衝撃発言。
■2000年(平成12年)1月17日-24日号「本誌独占!新春スペシャル 十朱幸代」
大物女優は、このとき57歳。過去の恋愛を語りつつ、「私、仕事を離れると無防備になるんです」と、あまりガードが固くないことを、さりげなく告白。