平成の世をセクシーに盛り上げてくれた壇蜜さん。令和の時代も、変わらぬ美貌と言動で我々を楽しませてくれると思ったら……。
――壇蜜さん、一糸まとわぬ姿になるのは、ラストって本当ですか!?
壇蜜 いきなり(笑)。
――どうしても聞きたくて。
壇蜜 どうやらラストらしいです。
――ご本人としても納得していることですか?
壇蜜 私をめぐるさまざまなプロジェクトの演出の一つの段階として「最後にしましょう」と誘われた感じがしたので、納得しています。「最後」を自分で決めるのはなんか違うような気がするので、決めてもらえる環境にあることが、とても贅沢なことだと思っていて。
――我々としては、ずっと見たいんですが。
壇蜜 これでグラビアとしての幕は一度、降りたかもしれませんが、舞台の幕にはアンコールやカーテンコールもあるじゃないですか。
――というと、再開の可能性はゼロではないと?
壇蜜 自分で「もうや~めた!」って言って、勝手に後ろを向いて去っていくんじゃないというのは、分かっていただけたらうれしいなと思います。
――なるほど。希望の持てるコメントですね……。
壇蜜 ただ、これが本当にラストになってもご満足いただけるものを、今回の写真集で表現できたと思っています。
■写真集を2冊同時発売
――それは間違いないですよね。『モナリザ-雫-』と『モナリザ-結晶-』の2冊同時発売で、『雫』は真夏の大自然の中で開放的に、『結晶』は凍てつく雪景の中で幻想的に、ということで、1年間という長期に渡って撮影された、まさに現在の壇蜜さんのすべてが詰め込まれている写真集ですね。
壇蜜 ご丁寧な説明をありがとうございます(笑)。
――1年間の撮影というのは、いかがでしたか?
壇蜜 時間をかけて撮りたいということは、初めから提案されていました。それでも、長くても半年くらいだろうと思っていたら、まさかの年をまたがっての撮影になって。
――「またがって」と壇蜜さんに言われると、それだけでもうセクシーです。
壇蜜 考えすぎです(笑)。とても力の入った作品にしたいという思いが、編集の方からも、カメラマンさんからも感じたので、しっかり応えなきゃっという、気合の入った1年でしたね。
――拝見しましたが、ホントに素晴らしかったです。
壇蜜 ありがとうございます。