■「令和」の始まりに思うこと
――それにしても、壇蜜さんは平成のラスト10年、我々をドキドキ、ハァハァさせてくれました。
壇蜜 そう言っていただけるのはうれしいことです。
――平成というよりも、昭和を感じさせる壇蜜さんですが、新元号「令和」はどんな印象ですか?
壇蜜 格式高い、ステキな元号だと思います。ちょうど2文字だし「壇蜜」が新元号になるのもいいなと思っていたんですけど(笑)。
――それは大賛成(笑)。
壇蜜 ちょっと画数が多すぎて、選から漏れたのかもしれません。違うか(笑)。
――そんな「令和」の始まりに、今、率直に何を思いますか?
壇蜜 新しい元号になって、世の中はちょっとブームというか、お祭り騒ぎになっているじゃないですか。
――そうですね。
壇蜜 それに、ちょっと乗ってみるのもいいかなと思っています。
――少し意外。そういうことには興味がないのかと。
壇蜜 そうした大きな渦に巻き込まれないで生きるのも一つのスタイルかもしれませんが、少し離れていても「いいね!」とニコニコと眺めて、ちょっとの話のネタに、記念にくらいの気持ちでいいので参加する。
――余裕が感じられますね。
壇蜜 はい。お祭りの中でいつもよりちょっと消費してあげると、新しい時代の始まりがいいスタートになるんじゃないかって。
――なるほど。では一方で、平成が終わるということに感慨はありますか?
壇蜜 正直、平成にもなじめなかったタイプの人間なので、もう少し続けばいいのにという思いはありますね。でも、だいたいなんでも、やっと少し慣れてきたかなというところで終わってしまうものですからね。こういうものなのかもしれません。
――そんな平成を、壇蜜さんと一緒に少し振り返ってみたいんですが。
壇蜜 ぜひぜひ。
――平成元年、小学生の頃は、どんな少女でしたか?
壇蜜 そうですね、ちょうど好きな人にフラれて……。
――あっすみません、なんとここで紙幅が尽きてしまいましたので、異例ですが、引き続き次号もおつきあい願えますでしょうか?
壇蜜 またぐのは得意なので、ぜひ。
――次号に続く平成談義では、“壇蜜ワールド”のより深みにハマっていただきたいと思います。
だん・みつ 1980年12月3日、秋田県生まれ。O型。T158‐B85W60H89。2009年、ゲーム『龍が如く4』に出演したことを皮切りに、翌年グラビアデビューを果たし、本格的に芸能活動を開始。その後、映画『私の奴隷になりなさい』『甘い鞭』、ドラマ『半沢直樹』など話題作に出演し、女優としても大活躍。近年は執筆活動が盛んで、朝日新聞、週刊新潮などさまざまな媒体で連載を持っている。公式ブログ『黒髪の白拍子』https://ameblo.jp/sizuka-ryu/
「ズバリ本音で美女トーク」最新記事