■瀬戸康史を「食べちゃいたい」

――三雲家は家族全員が泥棒ということで、小沢さん演じる悦子も泥棒なんですよね。女泥棒というと『ルパン三世』の峰不二子みたいな妖艶なイメージがありますが……。

小沢  監督からも「悦子は男性を誘惑する感じでガンガンやってくれ、意識してくれ」って言われましたね。

――第1話で尊に「悦子は奇跡の美魔女だ!」と言われるくだりがありました。和馬に向って「食べちゃいたい」って誘惑するシーンがあって、ドキッとさせられました(笑)。妖艶といえば、劇中での“泥棒スーツ姿”。全身、黒で胸元とザックリ開いた背中の刺繍レースのスケスケ感が、とってもセクシーです。

小沢  ベルベット素材で、体の隅々まで計ってピッタリのオーダーメイド仕様なんですよね。

――そうだったんですね。これまでもCMでバカボンのパパ、先日公開された映画『翔んで埼玉』では海女さんと、いろんなコスプレをされていますが……。

小沢  そうなんですよ(笑)。だからというわけではありませんが、羞恥心や抵抗は全然ないんです。むしろ、衣装合わせのときに見せてもらったときに「すごくカッコいい!」って第一印象で思ったくらい。泥棒スーツ以外でも、ちょっとセクシーな感じの服とか着ているんです。

――まさに“美魔女”ですね(笑)。成熟した女性の魅力を世にお伝えする『週刊大衆』ですが、読者は目が離せませんね。

小沢  これまでのドラマでは着てこなかったような素敵な感じで、着ていて楽しいんですが、プライベートで着たら「ママ、何それ!?」って娘たちに絶対、怒られそうですね(笑)。

――衣装もですが、つけるベネチアンマスクもセクシーさに拍車をかけますね。

小沢 あれも特注で、ディテールもすごいんです。だから、目力も、ふだんの2倍ぐらい強めにしないとマスクに負けちゃうんで、そこは意識していますね。

――セクシーさもですが、アクションも見せ場の一つですね。

小沢 ちょこちょことはあるので、アクション指導の方に本番直前まで動きの型を教わっています。匍匐前進とか、命懸けでやっている感はありますね。

――華と和馬の恋の行方も含め、小沢さんのセクシーな姿とアクションも見逃せませんね。ところで、小沢さんといえば、かなりのお酒好きで有名ですが、最近はいかがですか?

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