■“音楽がやりたいから”TOKIOは続いていた

 TOKIOの解散や活動休止報道が増えていることについて、「TOKIOの寂しいニュースが増えていることはショックです」と切り出し、自身の現状を話すことがTOKIOのためになるのならと、“最後の告白”として、山口は『女性セブン』の取材に応じている。

「山口はジャニーズ事務所を退所してからTOKIOのメンバーとは連絡をとってはいない、多大な迷惑をかけた彼らに頼れる立場にはないと話しています。一方で、メンバーは家族とも友人とも違う、戦友のような存在であり、他のメンバーが自分自身のことを常に心配しており、山口としても会って話をしたいという思いがあるとも明かしています。いまだに、TOKIOは山口にとって特別な存在だということがうかがえますね」(前出のスポーツ紙記者)

 TOKIOの解散について山口は、「解散はしてほしくない、というのが本音です」としつつも、自分がメンバーとしてTOKIOに「戻れるわけがない」と、グループへの復帰は否定。

『女性セブン』取材班が、長瀬が「山口のベースがないとTOKIOの音は出せない」と言っていると伝えると、「私じゃなくてもできます。TOKIOの音楽は長瀬がいればできる」と話す。

「改めて、長瀬は音楽活動に重きを置いていたことが分かりました。TOKIOでは、数年前から長瀬がプロデューサーを兼任し、長瀬の“こうしたい”という要望に、メンバーが応えるかたちで楽曲作りを行っていたといいます。

 また、“いい年したTOKIOがいまだにジャニーズにいる理由”について、長瀬以外の、城島茂(48)、国分太一(44)、松岡昌宏(42)も、“音楽をやりたい”からだと山口は話していますから、音楽活動ができない今、TOKIOに解散や活動休止報道が出るのも改めて納得です」(前同)

 芸能プロ関係者はこう話す。

「山口自身、TOKIOの音楽を“誰よりも聴きたい”という思いを持っていて、9月21日でデビューしてから丸25周年となるTOKIOに、長瀬が再びいい曲を作ってくれると信じている、と話してもいましたね。

 ただ、TOKIOの解散や活動休止について、山口はこのインタビューの中で、“自分がどうこう言える立場ではない”としながらも、一度も否定はしてないんですよね……。現在のTOKIOの内部事情は知らないにせよ、解散を前提として『女性セブン』の取材に応じているようにも感じられました」

  1. 1
  2. 2
  3. 3