■「“ガパオ食べるの初めて”って、そんな30代いる!?」

――まず、今回のやらせ告発記事を読んでどう思いましたか?

「まぁ、ある程度演出はあるんだろうとは思っていました。ただ、シーズン3はこれまでにも増して白熱して見てたから、具体的な演出を記事で読むと悲しい。というか虚しい……」(バチェ美)

「私、最終エピソードまで見終わったら抜け殻みたいになったんですよ? それぐらい熱中してたのに……分かる、虚しいよね……」(ラー子)

 女性陣のプロフィールについて、岩間さんは「山梨で実家のぶどう農家の手伝い」だったにもかかわらず、実際は東京在住で別の仕事を。「ダンプ乗り」と紹介されていた古澤未来さん(32)は以前からタレント活動をしていたが、番組内ではそのことを明かさないよう指示されていた、と『週刊文春』は報じている。

「私、けっこうダンプ乗り好きだったなー」(ラー子)

「あの人、最近バラエティ番組出てましたよ。前にも『恋のから騒ぎ』に出てたけど、なかったことにされていたから、たしかに違和感はあったよね」(バチェ美)

「岩間さんはまぁ納得というか。農業やっているのにあんなに白くて綺麗な肌っていうのは、やっぱり違和感というか。リアルタイムで見ているときから、“絶対、ぶどうの収穫してねーよ”って話してましたもん(笑)」(ラー子)

『週刊文春』では、<四話の池への飛び込みも、制作側への指示だった>とある。

――DJの中川友里さん(30)とシンガーの金子実加さん(29)が2オン1で友永氏とデートしたシーンのことですね。今回のシーズン3だと泳げない中川さんを池に飛び込ませたり、ウェディングドレスを着たままの岩間さんをプールにダイブさせ“度胸を試す”ということをした友永氏に対して、視聴者からはモラハラだという批判も上がりました。しかし、あれも友永氏の指示ではなく台本だったと『週刊文春』は書いています。

「アレは逆に台本で良かった(笑)。ああいうことをサラっとできる男は気持ち悪いかも」(バチェ美)

「あれがナチュラルにできたらヤバい(笑)。それに、池に飛び込んだあと、バチェラーが中川さんが作ってきたガパオ弁当を食べるんだけど、バチェラー“ガパオ食べるの初めて”って言う。そんな30代います!? 絶対食ったことあるだろって!」(ラー子)

「確かに! ガパオは普通食うなー。浮世離れし過ぎだよね。でもあれも台本だと思えば納得できる(笑)」(バチェ美)

『週刊文春』は、エピソード6で、会社員の女性が自身の過去について書いた手紙を読み上げたが、これも制作サイドの指示で、女性は拒否したにもかかわらず、泣く泣く手紙を書かされたと報じている。

――この会社員の女性というのは濱崎麻莉亜さん(21)のことですね。彼女は、友永氏とツーショットになった際に、「両親の離婚で父親の記憶がほとんどない。帰る場所がない不安を抱え、男性という存在がよく分からないまま大人になったから、年上の人への憧れがあるのかもしれない」といった内容の手紙を読み上げていますが、このシーンについてはどう思いましたか?

「うーん、正直、そんなに大した話じゃないなと思ってたんだよね。だって田尻夏樹さん(31)は、自分自身がシングルマザーで子どもがいるって告白していたから、母子家庭だったといわれても、正直そんな衝撃はないよね。世間にも母子家庭で育った人というのはたくさんいるわけだし」(ラー子)

「エピソード4の水族館デートで、濱崎さんがおそろいの指輪をバチェラーに渡すシーンは可愛かったな。でも、バチェラーはローズセレモニーのときに濱崎さんに指輪を返してたけど、あれも台本だったのかな?」(バチェ美)

「過去のトラウマ告白で言うと、水田さんが、婚約者に婚約破棄されていたっていう話も、相当薄口だった。でも、『週刊文春』には、濱崎さんはもっと個人的な秘密を暴露したのに放送ではカットされていた、と書いてあった。だから、“薄口だなぁ”と思った場面は、演出でカットされてたのかなと、今なら思うよね」(ラー子)

「そうそう。シングルマザーの田尻さんがいて、息子まで出てきたから、他の人の過去をなんとか演出しようとも薄口になっちゃったのかもね」(バチェ美)

「もう演出してるのが前提になっちゃった(笑)」(ラー子)

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