■食品以外にも

 食品以外の特産品を返礼品にしている自治体もある。大分県豊後大野市では、ハンドメイドの杉のウッドチェアを返礼品にしている。「当市で長年工務店を営み、最近、息子さんに店を継がせた方が作っているんですが、長年培った匠の技と木のぬくもりを感じていただけるので、人気急上昇の返礼品となっています。その方も“年に1~2個と思っていたけど”と、予想以上の反応にとても喜んでおられます」(同市・まちづくり推進課)

 長野県飯山市は、地元の工場で作られたパソコンを返礼品にしている。「実は当市にマウスコンピューター社の工場があるんです。品質が良いため品切れになることもあるほどで、今は当市が軸にしている返礼品になりました。人口2万弱の人口で、寄附金は9億円ですからね。財政的にも非常にありがたいですよ」(同市・広報課)

 返礼品に地元の観光地や温泉旅館の割引券を利用する自治体も多い。新潟県新発田市は美人の湯で有名な月岡温泉のチケットを返礼品にしている。1万円の寄附で3000円。宿泊代や、お土産代に使える。「利用された方から泉質も良く、温泉街のそぞろ歩きも楽しかったと、お便りがあります」(同市・総務課ふるさと応援係)

 実は、この月岡温泉はピンクコンパニオンを呼べて、しかも美人ぞろいと評判。ぜひ行きたいですなァ。最後に森口氏に、ふるさと納税を、よりお得に使う裏技を教えてもらった。「返礼品には期間限定のキャンペーンが多いので、ふるさと納税専用サイトをちょこちょこチェックすること。また、こうした専用サイトを使用する際に、『モッピー』などの別のポイントサイト(ネット上でポイントをためることで、現金や金券に変換できるサービスサイト)を経由すると、そのポイントも同時にゲットできて、よりお得になります」

 寄附をした自治体や住民も喜んでくれて、鮮度抜群でコスパもいい特産品をもらえる――読者の皆さんもぜひ、ご利用ください!

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